日本道路建設業協会は2日、道の駅に寄贈している段ボール製の簡易設置型授乳室を改良したと発表した。出入り口をカーテンでふさいでいたが、「施錠できないと不安」と訴える利用者の声を受け、新たに施錠できる扉を付けた。本年度中に全国43施設へ届け、寄贈済みの7施設の授乳室も改良できるという。
協会によると、授乳室は幅約1メートル、奥行きと高さ約2メートルで強化段ボールを使用。子育て支援の一環として、授乳室が整備されていない道の駅を優先し9月から寄贈を始めていた。ただSNSに不安の声が寄せられた。
改良版は、スライド式の鍵が付いた扉のほか、施錠の有無で在室状態が分かる仕掛けを施した。
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