デフレで給料がどんどん下がっていく中国。最近、時給8元(160円)が現れて全中国に衝撃が走ったのに、4元(80円。なお賄い飯あり)が現れた。
— 台湾史.jp (@Formosanhistory) July 19, 2025
4元て、私が🇨🇳に仕事で住んでた25年前(2000〜2002年)の水準やぞ。 https://t.co/oT8FB4uV95
近年、経済不況が長引く中国では、若者層の失業率が16%を超えている。有名大学を卒業しても、フードデリバリーの仕事で食いつなぎ、特殊詐欺事件に巻き込まれるケースが後を絶たない。無気力になって毎日ぼんやり過ごす「寝そべり族」も少なくない。
そうした若者向けに、中国政府はあの手この手で対策を試みるが、どうもピントがずれているようだ。
たとえば、中国国務院は1年半ほど前に、「産業労働者の隊列による改革の建設を深化させる意見」なるものを提出した。社会主義的な堅苦しい文言で実にわかりにくいが、早い話が、大学など行かずに中卒程度でよいから、技術を身につけた職人を大幅に増やそう、という意味だ。
目標は2035年までに6万2000人の職人を養成し、同時に、立派な社会主義者になる教育も施すという。職人は、国家レベルの「匠」を2000人、省レベルの職人を1000人、市レベルの職人を5000人養成し、2035年までには「技術立国」になるという国家的プロジェクトの大方針である。
https://courrier.jp/columns/394474/
