【重要なお知らせ】
菊水産業株式会社の「純国産つまようじ」ですが、本日より「溝がないタイプ」に変わります。
溝の部分は「こけし」と言って、この部分は「折って箸置きみたいに使う」「取り出しやすくする為」とか色々言われているんですが、こけし人形をモチーフにしたただの飾りです。
しかし、弊社の機械はものすごく古くて、この溝を付ける機械部分にいつも苦労していました。製品が出来上がっても機械の調子により「溝があまり付いていない」「溝が深すぎる」等が発生します。
この箱入り商品に関しては、出来上がった国産爪楊枝を目視で人が全数検品していて、何人かでやるとどうしても基準が曖昧になったり見逃したり等が発生します。機械の調子が悪い時などは半分くらいちゃんと溝が付かないって事もザラです。そうするとそれは全て廃棄対象になります。
北海道産の白樺原木は、たくさん集まる時と、なかなか集まらない時とかなり差があります。原木不足の時などは本当に大変で、協力工場は北海道中走り回って原木探しに行きます。
確かに「溝」があっての商品だと言っている以上、溝が薄いクレームもごもっともなのですが、メーカーとして重要視して欲しい部分は使用する先なのに、検品中、溝の不良で大量廃棄をする時に何とも言えない気持ちになります。
元々溝がないタイプの爪楊枝は弊社で製造しており、溝がないタイプの方がいいと言われるお客様も以前より沢山いらっしゃいまして、百貨店さんをはじめ卸しは行っています。(個包装袋入りタイプは溝がないタイプが入っています。)もちろん卸先様には従来通り溝ありタイプも製造は続け納品していきます。
しかし、個人向けネット販売のこちらの商品はクレームリスクと、貴重な国産白樺材の廃棄を少しでも減らし、今後も国産爪楊枝製造を続けていく為、この決断に至りました。
商品の材料は何も変わりません、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。
つまようじと言えば、持ち手側に溝があるのをイメージする方も多いのではないでしょうか? その姿がこけし人形に見えることから、「こけし」と呼ばれています。しかし、そのトレードマークである溝をなくすことを、国内で3社しかないうちの製造会社1社が決断。その背景を詳しく聞きました。
個人向けに販売するつまようじを「溝がないタイプ」に切り替える旨を発表したのは、「菊水(きくすい)産業株式会社。理由は、溝の薄さについて購入者からの声やクレーム、もうひとつは長年使っている機材の劣化問題でした。
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https://maidonanews.jp/article/15069346
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