「最強毒キノコ」公園で増殖…“死の危険”触るのもNG 発見場所に“共通点”
触れただけで皮膚が異常を起こし、少量でも食べてしまうと死亡することもある“最強の毒キノコ”「カエンタケ」の目撃情報が、今月に入って相次いでいます。番組が取材すると、カエンタケが見つかった場所に共通点があることが分かりました。
■“最強毒キノコ”カエンタケ
見るからに毒々しい、このキノコ。触れただけで皮膚がただれ、間違って食べると、死に至ることもある猛毒のカエンタケです。鮮やかな赤色と、燃えるような炎の形から、その名が付けられました。
神奈川県座間市にある公園で、カエンタケが見つかったということで、案内してもらいました。<中略>
■なぜ増殖?“発見場所”に共通点
今月、カエンタケが見つかった場所を番組が調べてみると、公園のある座間市以外にも、神奈川県内では横浜市、川崎市、厚木市。さらに、千葉県や福井県でも見つかっています。
橋本教授:「(カエンタケは)山の中とか、公園とか関係なく、枯れた木の根元に生える。というのも、枯れた木に生えるカビを食べるキノコ。カビを今、そこら中に繁殖させているのが、ナラ枯れを起こしているカシノナガキクイムシ。その虫が繁殖すると、カエンタケが必然的に増えてくる」
ナラ枯れとは、ブナなどの広葉樹林に害虫が侵入することで、木が枯れる病気です。被害はこれまでに42の都府県で確認されていて、特に神奈川県は、わずか3年でおよそ15倍に急増しています。
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https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000263208.html