1:名無しさん




 状況が一変したのは2018年。「そのころから、放置自転車の撤去が急に厳しくなりました」。賃借している建物の前に駐輪できるスペースがあまりないため、利用客の多くは歩道上に自転車を止めていた。それを市から委託を受けた業者が次々に撤去し、トラックで一時預かり所に運び去っていったという。

 「撤去作業のトラックが1日に何度も店の近くに来るんです。来店して食事中の客の自転車が半年で40~50台は持ち去られたと思う。京都観光に来たタイ人の女性グループがレンタサイクルを持って行かれ、泣きついてきたこともありました」

来店客が半減

 自転車がすぐに持って行かれるとなると、客もおちおち食事を楽しんでいられない。当然ながら客足に響いた。「ピークで1日120人くらいだった来店客は、半減しました」

 店主も手をこまねいていたわけではない。店の近くには臨時駐輪場がないため、駐輪場所を自前で確保しようと近隣の月極駐車場に問い合わせた。「だけど、自転車が倒れたときに契約者の車が傷ついてしまうからと断られた」

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