「トイレが汚れてる!」注文住宅オーナー襲った悲劇…業者に奪われたオシッコ一番乗り、「責任取らせたい」弁護士の答えは
注文住宅を建てたところ、新品のトイレを業者に使われてしまったという相談が弁護士ドットコムに届いた。「トイレを最初に使う権利」を無惨にも奪われたとき、業者の責任をどこまで追及できるのだろうか。
●あっ、便器が汚れている!
30代のマツシタさんは今年、念願のマイホームを手に入れた。住宅会社と何度も打ち合わせを重ね、夫婦のこだわりを盛り込んだ自慢の一軒家だ。
ところが、引き渡し当日に思いもよらないトラブルに見舞われた。
「トイレの洋式便器が汚れていたんです。すでに水は流されていましたが、便器や床に黄ばみがはねていて、明らかに誰かがオシッコしたとわかりました。新品のトイレにうれしくなって、汚れに気づく前に便器を触ってしまったので不快でした」
引き渡しに立ち会った住宅会社に「犯人」の特定をもとめたところ、状況からおそらく内装業者によるものと思われたが、誰も名乗り出ず、特定には至らなかったという。
しかし、マツシタさんらにまったく非がない事態であることは間違いないため、住宅会社から謝罪を受けるとともに、汚れたトイレも掃除してもらった。
それでも、楽しみにしていた「トイレ一番乗り」を台無しにされ、「住み始めてからも気分が悪かった」というから怒りは深い。
弁護士ドットコムにも、新築戸建のオーナーから、仮設トイレを撤去した後、引き渡しの前に自宅トイレを使われた「証拠」があり、業者側に便器・壁紙の交換、値引きをもとめられるのかといった相談が寄せられている。
「トイレの純潔」を奪った業者の責任をどこまで追及できるのだろうか。山之内桂弁護士に聞いた。
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https://www.bengo4.com/c_18/n_15033/
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