兵庫県養父市は、長時間労働を抑制するため、毎週水曜日の定時退庁日に職員が残業した場合、午後6時半にパソコンを強制終了するシステムを5月11日から本格導入する。
市の就業時間は、午前8時半~午後5時15分。新しいシステムでは、強制終了の30分前に、データ保存を促す注意文をパソコン画面に表示。所属長が時間外勤務を命じた場合以外は、午後6時半にシャットダウンされる。
市では昨年度に計約3万8900時間の残業があった。経営総務課は「職員の健康保持やワークライフバランスの充実につなげてもらう」と指摘する。
新システムの対象は、管理職以上や公民館などのシフト制職場の職員を除く321人。
4月20日から試験運用を始め、午後7時に自動停止させる。その後、本格運用に移行し、同6時半で強制終了するシステムにする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b00ee35a362df80cc65511a8d106b284ac0af19