「金や反響目当て」「お荷モツの子どもも居なくなったから乗り換えも楽でしょうに」「新宿か秋葉原でどーなるか覚えておけ」などとツイッターで過激な投稿を続けた23歳の男。16日に行われた初公判で、男は不可解な説明を繰り返した。<中略>
不可解な”言い訳”
弁護人:あのツイートをした背景を説明して
油利被告:大阪で似たような事故があって、それを松永さんに知ってもらいたくて送った。
弁護人:なぜ松永さんのアカウントに投稿した?
油利被告:交通安全の運動をしていたので、どうしても記事を見てもらいたかった。
弁護人:「金や反響目当て」というのは池袋の事故とは関係がない?
油利被告:はい
弁護人:「金や反響目当て」というのはどういう意味?
油利被告:自分がちゃんとニュースを見ていなくて、大阪の事故の遺族が慰謝料を請求しているのだと思った。
弁護人:大阪の事故について書いたものだった?
油利被告:はい
投稿について、別の事故の遺族に対するものであり、松永さんを侮辱するものではなかったと不可解な説明をした油利被告。
検察官から「松永さんに何を知ってほしいと思ったのか」と追及されると、「うまく説明できません」と口ごもる場面も見られた。その後、油利被告は松永さんに謝罪した上で、今後のネットでの発信について「もうやりません」と述べて被告人質問は終了した。
「プライドが見え隠れする」
裁判を傍聴席の最前列で見ていた松永さん。油利被告が語った言葉をどう受け止めたのか。裁判終了後に報道陣の取材に応じた。
Q・率直に今の気持ちは?
松永さん:松永真菜、松永莉子という妻と娘の名前も出した上で、松永に言ったわけではないっていうのはさすがに無理があるなというふうに率直に感じます。残念だなと率直に思いました。
Q・被告人に対しての印象は?
松永さん:自分を守りたいんだろうなと。全面的に認めることはしないというのは彼のプライドが見え隠れしているなと思いました。途中で半笑いしたりとかする場面もあり、この裁判の日までに彼はしっかりと自分自身と向き合うことはなかったんだなと。
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https://www.fnn.jp/articles/-/447438
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