韓国では物流大乱が続いています。
『民主労総公共運輸労組貨物連帯本部』(貨物連帯)の無期限ストライキ突入によって、(加盟しているドライバーが運転する)陸上輸送の要であるトラック・トレーラーなどが止まりました。
Money1でもご紹介したとおり、2022年11月29日、韓国政府は「業務開始命令」の発動に踏み切りましたが、それでどうなったかというと……変わりませんでした。
◆『民主労総』は猛反発で闘争強度を強める宣言!
セメントが来ないので建築現場が麻痺寸前になっており、これを重く見た国土交通部はセメントバルクトレーラー(CBT)に対して業務開始命令を出したのですが、そんなものどこ吹く風と、11月30日、セメント貨物連帯は集会を開いて業務開始命令撤回を要求。<中略>
尹錫悦(ユン・ソギョル)政府による業務開始命令の下命、また「法的に断固として対処する」という姿勢に組合側は猛反発。
真っ向勝負の姿勢です。
セメント貨物連帯による「業務開始命令の断固拒否」だけではなく、上級組織である『民主労総』は、関連下部組織も巻き込んだ「総ストライキ」を2022年12月06日に行う――と予告。<中略>
実際、タンクローリーが動かないのでガソリンスタンドに油を供給できず、スタンドに行っても「ガソリンがない!」という事態も起こっています。
※2022年11月30日17:41時点で韓国内でガソリンが切れたガソリンスタンドは計23カ所。
2022年11月30日、14:00に開始された国土交通部と『民主労総』との面談は40分で決裂。
政府の動きとは別に、経営者側の業界団体もいかに甚大な被害を受けているのかを(国民に)アピールしています。
全文はこちら
https://money1.jp/archives/94600
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