■ブルーギルは捕獲しきれたが…全部水抜いた池のその後
「池の水全部抜く作戦」は2021年に行われましたが、今はどうなっているのか。現在の池を訪れました。
「池の水全部抜く作戦」で外来種の駆除を行った、名古屋市名東区にある猪高緑地のすり鉢池の現状について、名東自然倶楽部の会長によりますと、ブルーギルやコイは完全に捕りきれたようで「おそらくうまくいったのではないか」と話しています。
しかし2年前にいた外来種はほとんど見られなくなったものの「別の」特定外来生物が大繁殖しているといいます。
名東自然倶楽部の会長:
「カダヤシという特定外来生物を投げ込まれちゃいまして、それが今大繁殖しています」
カダヤシは「蚊を絶やす」ことに由来し、病気を媒介する蚊を駆逐するために、海外から持ち込まれたといわれていますが、池干しの前には見られませんでした。
姿や生活するところがメダカと非常によく似ていて、生息域を奪うということです。卵は自分の体内に産んで、それがかえってから外に出てきます。
カダヤシは稚魚になるまで体内で育てられるため繁殖力が高く、メダカの稚魚を食べてしまうこともあるため、池のメダカが危機にさらされます。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3326f65739ed7a3667972c6279a29dc92523aefb