4月13日に開幕する大阪・関西万博のシンボル、大屋根リングで一部海上に迫り出した部分の盛り土が浸食しているのが確認されたと、博覧会協会が発表しました。
浸食は、大屋根リング内側(ウォータープラザ側)の護岸約500mのうち、東側に約120mと、大屋根リング外側(つながりの海側)の護岸約600mのうち約480mで連続して確認されたということです。
浸食の原因は、2月中旬に開始した注水とみられ、波で盛り土が削れたほか、内側から先に注水を始めたことで外側に向かって水圧がかかり浸食が広がったと考えられるということです。
協会は大屋根リングとその下を通る道路の安全性に影響はないとしていますが、浸食防止対策として浸食していない部分も含めて全面的に復旧工事を行う予定です。
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