米国カリフォルニア州が、「万引き天国」という不名誉な称号を得そうである。
11月19日の金曜日、サンフランシスコ観光の中心地ユニオンスクエアで、数十名のグループによる窃盗事件が起きた。襲われたルイ・ヴィトンは、店内をバールやハンマーで破壊され、次々に商品を奪われていった。犯人たちが次々と店から出て車に乗り込む姿は、即座にニュースとなって世界中に拡散された。
ルイ・ヴィトン以外にもイヴ・サンローランやバーバリー、日本の眼鏡店JINSの米国第1号店も被害にあっている。<中略>
言うまでもなく、これらの事件は組織化された窃盗だ。メディアは彼らの犯行を「フラッシュモブ窃盗」「フラッシュ・ロブ(強奪)」などと呼んでいる。
フラッシュモブとは、ネット上で流行した「突然出現するモブ(群衆)」のこと。雑踏のなかで突然コンサートやダンスが始まったり、サプライズのプロポーズに利用されたりする。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/164263/1