尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は韓国がグローバル中枢国家(Global Pivotal Power)に変わることを望んでいる。そのための良い出発点がグローバル中枢中堅国(Pivotal Middle Power)になるだろう。中堅国は国際秩序で強大国と弱小国の中間に位置する国だ。ハードパワーよりはソフトパワーを通じて国際問題を多者的に解決しようと努力し、人権・環境など特定イシューで国際規範を樹立・履行する。
先週、スペインのペドロ・サンチェス首相、オランダのマルク・ルッテ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がインドネシア・バリで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席した後、相次いで韓国を訪問した。ケニアのウィリアム・ルト大統領ら他の指導者も韓国を訪問したり、近く韓国を訪問することを計画している。インドネシアのジョコ・ウィドド大統領とナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領もソウルで尹大統領に会った。尹大統領は9月にカナダを訪問し、韓国・カナダ修交60周年を1年後に控え、ジャスティン・トルドー首相と首脳会談をした。
韓国は他の中堅国がパートナーになることを希望する人気ある中堅国だ。他の中堅国が韓国を望む理由は3つある。まず、韓国は現代地政学で最も躍動的で重要な地域にありながらも、非常に独立的な外交政策を進めている。東アジアは米中競争が展開しているところだ。韓国はこの地域で尊重される声になるためにその位置をうまく活用してきた。
もちろん韓国は日本と同じく米国と強い同盟を結んでいる。しかし歴代の韓国政権は日本よりも独立的な外交政策を維持しようと努力してきた。この部分がグローバル問題で重要だ。
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