クリミアのロシア黒海艦隊司令部で爆発か
【キーウ共同】ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部クリミア半島にあるロシア黒海艦隊の司令部で20日朝、爆発があった。先住民族クリミア・タタール人の自治組織「メジリス」のチュバロフ議長がフェイスブックで明らかにした。
https://nordot.app/933613701032034304
クリミアのロシア黒海艦隊司令部で爆発か
【キーウ共同】ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部クリミア半島にあるロシア黒海艦隊の司令部で20日朝、爆発があった。先住民族クリミア・タタール人の自治組織「メジリス」のチュバロフ議長がフェイスブックで明らかにした。
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【シリコンバレー=白石武志】米アップルは19日までにスマートフォン「iPhone」などの基本ソフト(OS)に新たな脆弱性が見つかったと明らかにした。ハッカーらによって欠陥が活発に悪用されている可能性があり、同社は修正済みの最新OSへの更新を呼びかけている。
アップルが公表したセキュリティー報告書によると、欠陥はiPhoneやタブレット端末「iPad」、パソコン「Mac」などのOSで見つかった。悪意をもって細工されたウェブ上のコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。専門家は攻撃者によって端末が乗っ取られるおそれがあると指摘している。
ソフトウエアの開発元が脆弱性に気づいて修正する前に、セキュリティー上の欠陥を突く手法は「ゼロデイ攻撃」と呼ばれ、防ぐのが難しいとされる。iPhoneでも未発見の欠陥が国家の支援を受けるハッカーらに悪用され、要人やジャーナリストらへの高度な標的型サイバー攻撃を許してきた。
米セキュリティー会社、ソーシャルプルーフセキュリティーのレイチェル・トバック最高経営責任者(CEO)はツイッター上で「この種の脆弱性はよくあることだ」と指摘したうえで、ジャーナリストや社会活動家であれば早めにOSを更新するよう呼びかけている。
アップルは2022年秋に配布を始める「iOS 16」などの最新OSで、ハッキングの手がかりとなるおそれのある一部の機能を制限できる「ロックダウンモード」を導入する予定だ。スパイウエアなどを使った標的型サイバー攻撃の被害を受けにくくできるという。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2009T0Q2A820C2000000/
世界各国が渇水に見舞われ、深刻な被害が出ている。スペインではダムが干上がって水底がのぞき、メキシコは過去30年間で最悪の干ばつにより多くの牛が死んだ。フランスのロワール川では水深が浅くなり、観光船の航行が難しくなっているという(ナレーションなし)。
世界の水場が深刻な干ばつに見舞われている。
スペインでは、「スペイン版ストーンヘンジ」がバルデカーニャス湖のダム底から出現。ダムの貯水量は28%まで減っているという。メキシコは過去30年間で最悪の干ばつに直面。東部アルダマの農家、フランコさんは水不足で19頭以上の家畜を失った。
メキシコの農家、ヒクテリオ・トーレス・フランコさん
「干ばつのせいで、牛が死んでいる。ダムの水位が低いので、牛が水を飲みに行って、抜け出せなくなるのだ。干ばつや病気、飢餓のために牛たちは弱っている。弱って、生き延びられなくなっている」
中国・重慶市で、長江の干上がった川底を歩く人々。地方政府は発電や、農作物にまく淡水の確保に苦心している。 イタリアのシルミオーネにあるガルダ湖は岩だらけに。フランスのロワール川では干ばつで水深が浅くなり、観光船の航行が難しくなっている。
ロワールローオンス在住のシルビアーヌ・ペルーさん
「この村で育ったが、こんなロワール川を見たことがない。とても悲しい。以前は、まだ水が熱くなかったので、子どもらとあそこの水たまりで釣りができたが、今では、行っても藻とカエルだけ。魚はみんな暑さで死んでしまうか、サギに食べられている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ff4fc9eae7c8eecb09e0a93c38480c218c2e491
ロシアのウクライナ侵攻後、穀物価格高騰による食料危機が懸念されるアフリカで、日本の支援によるコメの生産量倍増プロジェクトが続いている。2008年から23カ国で始まり、10年間で目標を達成。対象国を拡大し、30年までにさらに倍増を目指している。取り組みのきっかけとなったアフリカ開発会議(TICAD)は8月下旬、チュニジアで8回目が開催される予定で、食料問題を巡る日本の支援が注目される。
人口が増加するアフリカは07年~08年にも世界的な穀物価格上昇で食料危機に直面し、食料増産は長年の課題だ。そこで08年のTICADで、日本の国際協力機構(JICA)とNGOがコメ生産量倍増を目指す「アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)」を立ち上げた。
全文はこちら
https://www.sankei.com/article/20220820-RHRZRNNIZVIA3OKXJJPL55ZPII/
英南西部ブリストルにあるベジタリアンレストラン「ザ・カンティーン」のメニュー(2022年8月3日撮影)。(c)Ashley Crowden / AFP
【8月19日 AFP】英イングランド南西部ブリストル(Bristol)にあるベジタリアンレストラン「ザ・カンティーン(The Canteen)」では、メニューに料理の二酸化炭素(CO2)排出量を表示している。客は料理ごとに、素材の調達から廃棄・リサイクルに至るまでの総排出量を確認できるのだ。
例えば「ニンジンとビーツのパコラ(南アジアの揚げ物料理)ヨーグルトソース添え」の排出量は16グラム。「ナスのみそハリッサソースあえ、タブーラ(パセリのサラダ)とザータルトースト添え」では675グラムとなっている。
店が提供していない料理との比較も示されている。それによるとビーフハンバーガーの排出量は、肉を使わないビーガンバーガーの10倍だ。
テラス席でビールを飲んでいた男性客(37)が驚きの声を上げた。「(ビーフ)ハンバーガー(の排出量)は3キロだって。信じられない」
全文はこちら
https://www.afpbb.com/articles/-/3419649?act=all
ギャングが「偽交番」運営、8か月後に発覚 インド
インド東部ビハール(Bihar)州の警察は18日、ギャングがホテルで「偽交番」を8か月にわたって運営していたと明らかにした。多数の住民から金銭を巻き上げていたとみられる。
インドで恐れ敬われている兵士や警官になりすます詐欺は日常茶飯事だが、偽警察署の設置は従来よりも一段と手の込んだ手口となる。
「本物」の警官、D・C・スリバスタバ (D.C. Srivastava)氏によると、偽交番は、本物の警察署長の自宅から500メートルしか離れていない場所に設置された。<中略>
しかし、偽警官2人の銃が官給品ではなく地元工場製であることに本物の警官が気付いたことで、詐欺が発覚した。
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https://www.afpbb.com/articles/-/3419748
ヨーロッパではこの夏猛暑が続いていましたが、フランスでは今週、一転して大雨を伴った荒れた天気となり、南部コルシカ島では18日、強風で木が倒れるなどしてこれまでに5人が死亡し、フランス政府は相次ぐ自然災害への対応に追われています。
ヨーロッパではこの夏、各地で記録的な暑さとなり、このうちフランスでは先月はほとんど雨が降らず、各地で山火事が相次いだほか、一部の自治体では飲み水が不足するなど深刻な影響がでていました。
ところが今週に入ってから低気圧が発達し、一転して各地で大雨を伴った荒れた天気となりました。
このうち、パリでは、16日夜に1時間余りの雨量が平年の8月の1か月分に近い大雨となり、一部の地下鉄の駅が浸水するなどの被害がでました。
その後も、フランス南部など各地で大雨や強風の被害が相次ぎ、観光地として有名なコルシカ島では、18日未明から風が強くなり、強風で木が倒れたり住宅の屋根が飛ばされたりしてこれまでに5人の死亡が確認されています。
こうした事態を受けフランス政府は、ダルマナン内相が急きょコルシカ島に入るなど相次ぐ自然災害への対応に追われています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220819/k10013778241000.html
ロシア版スタバ、そっくりロゴで開店 コーヒーだけでなく酒や食事も
18日、米スターバックスを引き継いで1号店がモスクワにオープンした「スターズ・コーヒー」のロゴ=ロイター
ロシアから撤退した米スターバックスの店舗などを引き継いだロシア資本のコーヒーチェーン「スターズ・コーヒー」の1号店が18日、モスクワ中心部にオープンした。ロゴや字体はスタバそっくりで、イメージも引き継いだ。タス通信によると、9月末までにモスクワのほか、ロシア各地に130店舗をオープンさせる予定だという。
スターズ・コーヒーのメニューをみると、食事にも力を入れるとみられる。
共同経営者となったレストラン経営者のアントン・ピンスキー氏はロシアメディアに対し、「いくつかの店はレストランに近いコンセプトになり、アルコールを提供する店もある」と話した。名称で区別するとしている。
スターバックスは2007年、モスクワに1号店がオープン。今年3月時点ではロシア各地に100以上の店があったとみられる。しかし、ロシアのウクライナ侵攻を受け、3月上旬にロシア国内での事業を停止。5月にはロシアからの撤退を発表した。
全文はこちら
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ8M1CHDQ8LUHBI04F.html
スリランカ大統領、債務協議は日本主導で
経済危機に陥っているスリランカのウィクラマシンハ大統領は18日、ロイター通信のインタビューに対し、債権国との協議を日本主導で開きたいとの考えを示した。9月に訪日し、岸田文雄首相と会談することも検討しているという。
https://nordot.app/932975252164395008
在日米兵が死亡事故で服役、家族がバイデン政権に介入求める
日本で車を運転中に死亡事故を起こして実刑判決を言い渡された米海軍兵の家族が17日、米首都ワシントンのホワイトハウス前で抗議運動を展開し、ジョー・バイデン大統領に介入を求めた。
米海軍大尉のリッジ・アルコニス受刑者は昨年5月に日本人2人が死亡した事故に関連して自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われ、10月に禁錮3年の実刑を言い渡された。アルコニス受刑者側は判決を不服として控訴したが、先月の高裁判決で一審判決が支持された。<中略>
妻のブリタニー・アルコニスさんは17日、「私たちが不公平だと思っているのは、彼のように完全和解した状況で刑務所行きになる確率は0%だと日本人の弁護士から聞いていたからだ」とCNNに語った。
https://www.cnn.co.jp/usa/35191999.html
6月にドイツで行われたコミックマーケット。参加者たちが好きな漫画やアニメなどのコスプレを楽しんだが、中でも大人気だった『東京リベンジャーズ』のコスプレが物議を醸した。
原因となったのは、特攻服などに使われている「卍(まんじ)」の文字。仏教で徳の象徴と言われ、家紋や地図記号としても広く使用されているが、これがあるものを想起させるという。それは「ハーケンクロイツ」。
ハーケンクロイツとは、第2次世界大戦中にナチスが用いていた鉤十字の紋章。戦後、アウシュヴィッツ強制収容所などでの残虐行為が明らかになり、ハーケンクロイツや右手を掲げる敬礼など、そのシンボルを公共の場で展示・使用することはドイツで法的に禁止されている。似たデザインも禁止されていることから、東リべの卍がナチスを想起させるとして、問題視されたのだ。
戦後77年、過去の歴史をどう捉えればいいのか。『ABEMA Prime』では15日、終戦の日に議論した。
今回の件はドイツでどのように報じられているのか。ドイツ在住の東京女子大准教授でドイツ・ヨーロッパ近現代史が専門の柳原伸洋氏によると、「実はそれほど大きな話題にはなっていない」という。
「ドイツにおけるアニメや漫画の趣味文化というのは、“人は人、自分は自分”と分けて考えられている。日本のように消費文化や大衆文化としてかなり広範に広がっているわけではない。漫画やアニメの背景を知らない人はやはりギョッとしてしまうが、掲示板上で『あれ大丈夫?』という質問に対して、ドイツのアニメファンや漫画ファンが『あのマークは違うんだ』と説明をしている感じだ」
また、「東京女子大学のロゴもハーケンクロイツにそっくり」だと説明。その上で、議論すべき点について次のように述べる。
「『東京女子大学のマークはナチ党が使うより前に作られた』とは言えるが、いちいち説明をしないといけないので、名刺にはそのマークは使わない。1つ重要な点は、ハーケンクロイツというのはそもそも、19世紀に民族主義的、差別主義的、排外主義的な団体が使い始めて、それをナチスが用いて使ったということ。その時に“右卍”も“左卍”もあったわけで、今回のマークが逆だからということではなく、どういう意図や行動とともに使われたのかを知ることが重要だ」
大学受験予備校で世界史を教える茂木誠氏は、卍の持つ意味を発信・説明していく必要性を訴える。
全文はこちら
https://times.abema.tv/articles/-/10035678
【8月6日 AFP】乾燥地帯で知られる米カリフォルニア州デスバレー国立公園(Death Valley National Park)で5日、「前例のない大雨」で大規模な洪水が発生し、園内で観光客約500人と職員500人が足止めされている。米国立公園局(US National Park Service)が明らかにした。
約60台の車が土砂などにはまり動きが取れなくなっているが、負傷者は確認されていない。
洪水の影響で舗装された道路の一部が陥没した他、大型のごみ収集容器が駐車中の車を直撃し、玉突き事故が発生。オフィスやホテルも浸水した。
国立公園局は、被害状況の確認が終わるまで公園までのすべての道路を封鎖するとしている。
デスバレー国立公園のファーネスクリーク(Furnace Creek)エリアでは24時間降水量が37ミリを観測し、過去最大記録にほぼ並んだ。同地域の年間平均降水量は50ミリ以下。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01162/00191/
【キーウ=笹子美奈子】ウクライナ国防省情報総局は17日、ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミアの軍用飛行場から、少なくとも戦闘機24機とヘリコプター14機を撤収したとSNSに投稿した。軍用飛行場などで起きた爆発を受けた措置だという。
爆発は、今月9日にサキ軍用飛行場で、16日には北部の弾薬保管場で、それぞれ発生した。ロシア軍は爆発で軍用機9機を失ったとみられ、さらなる損失を防ぐため、戦闘機などの撤収を決めた模様だ。爆発の原因は明らかになっていないが、ウクライナ大統領府顧問はウクライナ側の関与を示唆し、露軍の関連施設での爆発は続くとの認識を示している。米CNNもウクライナ側の関与があったと報じた。CNNが入手したウクライナ政府の報告書によると、9日の爆発は手応えがあったが、露軍にとっては一時的な損失にとどまったとの見方が示されているという。
ロシア通信は17日、露軍の黒海艦隊に新任の司令官が着任したと伝えた。軍関係者には伝えられたが、公表はされていないという。前任の司令官は、4月に海軍旗艦の大型巡洋艦「モスクワ」が黒海沖で多数の死傷者を出して沈没した後、更迭されていた。
全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220818-OYT1T50098/
「リトルリーグ・ワールドシリーズ」をかけた大一番でまさかの判定
「リトルリーグ・ワールドシリーズ」出場をかけた一戦での“疑惑のダブル判定”が、物議を醸している。三塁塁審と球審が異なるジャッジにより、試合はサヨナラ。まさかの幕切れとなった敗戦チームの選手たちはグラウンドに倒れ込み、失意の号泣。ファンからは「史上最悪の審判かも。リトルリーガーに同情する」「これはマジで醜い」と同情と審判への批判の声が上がっている。
現地11日(日本時間12日)に行われたノースウエスト地区決勝のオレゴン-ワシントン。両者譲らず2-2の同点で迎えた7回1死一塁で、ワシントンの打者が放ったゴロが三塁線を抜けた。三塁塁審はファウルの判定。オレゴンの外野手は追うスピードを緩めたが、球審はフェアをコール。一塁走者は、三塁ベースコーチの指示に従ってそのまま走って生還した。
レビューの結果、判定はフェア。そのまま試合終了となり、ベンチ前で歓喜するワシントンナインとは対照的に、マウンド付近に集まっていたオレゴンの選手たちはうなだれ、顔を覆った。米メディア「CBSスポーツ」もこの悲劇を報道。「ジョムボーイ・メディア」が問題のシーンをツイッターに投稿すると、ファンから「リトルリーグのワールドシリーズで大スキャンダル」「胸が張り裂ける」「プレーが無効になるべきだったのでは」などの声が寄せられた。
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https://full-count.jp/2022/08/16/post1267076/
大谷翔平は新球ツーシームを操り6回8奪三振2失点の力投を見せたが勝ち負けはつかず。それでもMVP争いでジャッジの対抗馬として急浮上
エンゼルスの大谷翔平(28)が15日(日本時間16日)、本拠地のマリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場、新球ツーシームを使い6回7安打2失点、8奪三振の内容で2-2の同点で降板して勝敗はつかなかった。チームは9回に挟殺プレーで本塁のカバーを忘れるというボーンヘッドなどが響き2-6で敗退したが、米メディアの間では、46本塁打、100打点でMVP争いで独走していると見られるヤンキースのアーロン・ジャッジ(30)の対抗馬として2年連続獲得を狙う大谷が肉薄しているとの議論が巻き起こっている。
「最後まで大接戦となるだろう」
力投むなしく11勝目は手に入らなかったが、大谷の評価は急浮上。ジャッジの独走と見られたア・リーグのMVP争いで大谷の2年連続受賞の可能性が出てきたことを地元紙のロサンゼルスタイムズが報じた。
「ア・リーグMVPは大谷翔平か?アーロン・ジャッジか?争いは最後まで大接戦となるかもしれない」との見出しを取った記事で「エンゼルスのシーズンは残り46試合。これは大谷が成績を伸ばし、ア・リーグのMVPに再選されるべきかを競う試合が46試合残っていることを意味する。栄誉を得る最大候補は、ヤンキースの強打者ジャッジだ。ある人にとっては、今季のMVPは頭を悩ますものではない。ヤンキースファンはツイッターでジャッジが正しい(MVP)勝者で問題ないと言及している。ただエンゼルスのファンの答えは大谷だ。ジャッジ、大谷と共に仕事をしたりプレーしたことがある関係者らに問えば、より慎重な意見が多く引き出される」と続けた。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/88ac02e4c7314f5db1f9c7018dfb2f3a1b5c9853
ハエの脳を遠隔操作して、人間にも活用しようという研究があるという。ジャーナリストの深月ユリア氏がその内容を紹介し、新たな可能性や今後懸念される課題点などを報告する。
学術誌「Nature Materials」(2022年6月27日付)によると、米・ライス大学の研究チームが「シンジョウバエの脳」を遠隔操作する研究に成功したという。
囲いの中に入れたシンジョウバエの脳の電気信号を読み取り、ハエの脳にナノ粒子(※100ナノメートル以下の直径となる粒子。1ナノメートルは1メートルの10億分の1)を注入する。そして、囲いの中の磁場を変化させることでナノ粒子が脳のニューロン(※神経細胞)を活性化させる、という方法だ。この方法で、研究チームはハエを操り、0・5秒で翼を広げた「交尾のポーズ」をとらせることに成功した。
ライス大学の電子工学・コンピューター工学の准教授であるジェイコブ・ロビンソン氏によると、「特定の神経回路を遠隔操作することは神経工学の究極の目標である」「今後の研究の長期目標は、手術を行わずに、人間の脳の特定領域を活性化させる方法を作ること」。
1990年代よりMRI等といった人間の脳の活動を生きたままを観測する技術ができたが、今回の研究は「脳を遠隔操作できる」という点で画期的な技術である。
https://yorozoonews.jp/article/14694206
「ポテトが冷たい」と警察に通報したマクドナルドの客 指名手配犯だった その場で逮捕される
「ポテトが冷たい」と警察に通報したマクドナルドの客が、じつは殺人の疑いで指名手配されていたことが判明し、その場で逮捕される。
8月8日に米国ジョージア州ケネソーで起きた出来事。アトランタ・ジャーナル・コンスティチューション紙によると、容疑者は24歳の男性で名前はアントワン・シムズ。2018年に他の2人とともに女性の遺体が入った車に火をつけた容疑で指名手配されていました。
シムズ容疑者は、マクドナルドで料理を受け取ったあと、ぬるいポテトに不満を持ち、店員に罵声を浴びせ始める。その後、シムズ、そしてマクドナルドのマネージャーはそれぞれ警察を呼びます。警察が到着後、指名手配犯だと判明すると彼は逃げ出しますが、その後、逮捕されています。
警察はシムズ容疑者の婚約者の車から31グラムのマリファナを発見。容疑者は、流通を意図した規制薬物の所持でも起訴されています。
https://amass.jp/160088/
(CNN) ロシアのショイグ国防相は16日、米国からウクライナに供与された高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」について、ウクライナでの戦争に「大きな影響」は与えていないとの認識を示した。ハイマースを巡っては、ウクライナ側がロシア軍の補給インフラなどを狙って使用しているとの情報がある。
ショイグ氏はモスクワで開催された安全保障関連の会合で、出席者を前に「最近、ハイマース多連装ロケットシステムや長距離りゅう弾砲が欧米諸国によって超兵器に祭り上げられている」と述べた。
そのうえで「ハイマースは情勢に大きな影響を与えなかった」とする一方、ロシアの兵器については「戦闘でその最高の品質を確認した」と主張した。
全文はこちら
https://www.cnn.co.jp/world/35191968.html
2022年8月に入り、米欧からの大規模な軍事支援を受けたウクライナ軍のロシア軍に対する攻勢が目立ち始めた。これは戦局の主導権が徐々にウクライナに移りつつあることを示すもので、膠着状態が続いていた戦争は開始から半年を前に大きな転換点を迎えている。
これを象徴した出来事が2022年8月9日、ロシアに併合されたウクライナ南部クリミア半島にあるロシア軍サキ空軍基地での大規模な「爆破事件」だ。本稿執筆時点でロシア軍は保管していた弾薬の暴発事故としか発表しておらず、ウクライナ政府も事件について自国の関与を正式には認めていない。しかし現地事情に精通している西側外交・軍事筋は筆者に対し、基地内で働くウクライナ人による攻撃だったと述べた。
この攻撃では少なくともロシア軍機8機が爆破されたが、このウクライナ人たちが1機ごとに爆破していったという。ニューヨーク・タイムズ紙が報じたところでは、事件では戦闘機などだけでなく、操縦士や技術者ら60人が死亡したもようだ。
ロシア空軍基地が受けた被害としては第2次大戦後最大規模といわれる今回の爆破事件が持つ意味は何か。同筋は、雇員が自分たちの勤めている基地で実行したことだと指摘する。2014年の併合後もクリミアでは、反ロシア的言動をしないウクライナ人雇員をそのまま基地で雇い続けたという。つまり、「反ロシア派ではない」とされてきた雇員が破壊活動を始めたことで、ロシア占領地にある他の基地・軍事施設でも同様の破壊活動が次々に広がる可能性が出てきたわけだ。「これはロシア軍にとっては衝撃的な事態だ」と同筋は言う。
ロシア軍が事件の真相を発表できないのはこのためだという。この破壊活動は雇員たちがウクライナ軍特殊部隊と連携した「パルチザン活動」とみられる。この事件に続いて、同様のパルチザン活動の可能性があると思われる事件もすでに起きた。隣国ベラルーシ南部ゴメリ州のジャブロフカ空軍基地付近でも2022年8月11日未明に複数の爆発があった。この事件でも詳しい発表はない。いずれにしても今後、クリミアを含めた各地のロシア軍基地で同様のパルチザン攻撃が波状的に起こるかどうかが焦点となる。
https://toyokeizai.net/articles/-/611390?page=2