「銀座の有名インド料理店でカニのカレーを頼んだら、カニカマが出てきた」
記者のもとに困惑した友人から連絡があった。
「見た目からして明らかにカニカマだから、変だなと思って店員さんに聞いてみたんだよ。そしたら、『カニです』って自信満々に言うわけ。自分の舌に自信があるわけじゃないから、その場は引き下がったけど、見た目といい味といい、絶対にカニカマだったと思うんだよね」
店頭には「ミシュランガイド東京」のステッカーが
友人が訪れたインド料理店の名前は、「バンゲラズキッチン」。ミシュランガイド東京でビブグルマンを獲得している人気店だ。南インドの港町・マンガロール地域の料理に特化しており、ホームページには「日本では珍しい“マンガロール料理店”として、食通達の間で瞬く間に話題沸騰中!」との記載がある。確かに、グルメサイト「食べログ」やGoogleの口コミでも評価はすこぶる高い。<中略>
食材の発注ミス? それともサービス?
この社員の話をまとめると、次の通りだ。数年前にはワタリガニなどの殻付きのカニを使ってカレーを作っていた時期もあったようだが、食べづらいという客からの意見を反映し、最近はもっぱら調理済みのカニの身を仕入れていた。しかし、何らかの手違いで店員がカニカマを発注してしまい、そのままカニだと思い込んでカレーやスープなどに入れて提供していたという。
「通常、店の発注は運営会社が都度内容を確認していますが、年末年始でバタバタしていてそれができませんでした。完全にミスです。日本人はカニとカニカマの違いを知っています。まさかそんな日本人相手に、カニカマのカレーを3000円で出すことなんてしません」
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