三菱UFJ銀行の子会社の社員の男が、大学院時代の先輩にあたる男性に沸騰した湯を十数回にわたって浴びせかけ重傷をさせたとして逮捕されたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
捜査関係者によりますと、傷害の疑いで逮捕されたのは、三菱UFJ銀行の子会社で「三菱UFJインフォメーションテクノロジー」の社員、奥村啓志容疑者(33)です。
奥村容疑者は今年8月27日の未明に東京・港区新橋のホテルの浴室で、大学院時代の先輩の男性(33)に対し、部屋に備えつけの電気ポットで沸騰させた湯を全身に十数回にわたって繰り返し浴びせかけ、重傷を負わせた疑いがもたれています。
奥村容疑者は男性を四つん這いの姿勢にさせ、服の上から熱湯をかけ、顔の皮膚が剥がれるなど全身に大やけどをさせたということです。
男性は午後2時ごろに港区のホテルを出て、午後8時半にJR川崎駅に到着し、事件からおよそ1日後の翌日午前2時20分ごろ、駅の構内のベンチで仰向けになっていた姿を警備員に発見され、病院に運ばれて6日間にわたり集中治療室で治療を受け、一命を取り留めました。
事件の3か月前に奥村容疑者は男性から仕事のトラブルについて相談され、その後「トラブル解決のために200万円を反社から借りて立て替えた」などとウソをつき金を要求したということです。
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