「原発の新増設は経産省の悲願」“次世代”原発とは? 岸田首相が原発新増設の検討を指示
原発建設の「凍結」解除か?24日、岸田首相が“次世代”原発の開発・建設について検討を指示した。正式に決定すれば、東日本大震災以降「凍結」されてきた原発新増設の政府方針は大転換となる。
■「原発の新増設は経産省の悲願」
ある経産省幹部は、かねてこう語っていた。「原発の新増設は、経産省の悲願だ」
2011年、福島第一原発で起きた未曽有の大事故。以降、政府は原発の新増設や建て替えを「凍結」し、触れることさえ許されない事実上のタブーとなっていた。しかし、事故から11年が経ったいま、ロシアのウクライナ侵攻に伴い世界のエネルギー情勢は混乱。そして国内では電力需給の危機と紙一重の夏が、ようやく終わりを迎えようとしている。そうした中、岸田首相が発した“次世代”原発建設の検討指示は、経産省にとって「悲願」に向けた一歩といえる。
■“次世代”原発とは?
政府が検討を進めている“次世代”原発は大きく5種類ある。
“次世代”原発は、既存の原発よりも安全性が向上し、発電効率が良いとされている。ある原発プラントメーカー幹部は建設までの時間軸から逆算して、有望な“次世代”原発の種類を絞り込む。
原発プラントメーカー幹部「この業界では計画立ち上げから立地選定、審査、建設、稼働まで12年。建設だけなら5年くらい。となると2035年をターゲットにするとそろそろ火がついている。次に建てるなら革新軽水炉だ」
既存の技術を生かすことができ、かつ国内の大量の電力需要をまかなうためには「革新軽水炉」が最有力だと話す。
その次は「高温ガス炉」。すでに国内に研究炉(茨城・大洗町)があり、その開発において日本が他国をリードしている原子炉だという。
経産省の審議会も「革新軽水炉」は他より早い2030年代に運転開始を目指すとする工程表をまとめている。
https://news.ntv.co.jp/category/economy/837ca3c6a97b441ca4f3eb6c1fc73765
①革新軽水炉
既存の原発がベース。燃料溶融を受け止める「コアキャッチャー」などの技術を搭載。欧州や中国で建設が進む。(EPRやAP1000など)
②小型モジュール炉(SMR)
出力30万kW以下。設備の大半を工場で生産可能。建設費や工期を削減でき経済的。
③高温ガス炉
冷却材にヘリウムガスを利用することで約1000度の高熱を利用できる。水素も取り出せる。
④高速炉
高速の中性子による核分裂反応により核燃料を燃やす。「核のゴミ」の発生が少ない。
⑤核融合炉
水素原子が核融合する際のエネルギーを活用。
>>2
融合炉がちゃんと検討に入ってたのか
>>2
核融合実用化目処ついたんか?
>>88
ITERが2025年から稼働するから、それ次第だな
「もんじゅ」 は正しかった。
建造スタートまで30年ぐらいかかりそう
核融合炉ようやく目途が立ったかなんてググってみたら
トリチウムが希少すぎて手に入れられないとか言う記事見てしまった
可能なら作ったほうがいい
原子力関連技術はロストしたらまずいからな
技術が失われたら飛行機みたいになんにも作れなくなっちまう
なんか三菱だかプレハブ並みの大きさの原発開発してなかったか
>>33
そのうち一家に一台の超小型原発ができるよ。
20年遅いわ
さっさと古い原発リプレースしておけば福一の事故なんて起こらなかった
核融合の商用化はまだそれだけ遠いということか
イギリスもフランスも原発を新設するよ
ドイツはどうするつもりなんだろうね
今年の電力不足は太陽光発電がポンコツすぎることが原因だったからな
家庭用なんかどうでもいいが、工業用電力確保は死活問題だからな。
とっとと既存の原発も全部動かせ。
バカに負けるな。
福島のも6基あったうちの新しい2基は無事だったしな
公民館くらいのサイズの小型プラントあるな
>>147
最小だとアルテミス計画の月面原子炉じゃね?
米軍-ウエスチングハウスは20ftコンテナサイズで可搬式のを急いでる
高温ガス原子炉は高温余熱で水素ガスを生成することを想定している。
その水素からアンモニアを作りガソリンの代わりに日本全国に流通させる。
核融合は揺れている
ITERとかやってる役人達は50年先だと言ってる
ビルゲイツとかのベンチャーは10年で出来ると言ってる
どっちが正しいのか素人にはわからん
建設できないからと50年以上も前の原発を動かすぐらいなら、最新の原発を作って欲しい。
50年前よりも安全な物を作れるだろうし、故障のリスクは減らせるだろ。