1:名無しさん




2009/08/02

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は2日、神奈川県横浜市のみなとみらい21地区にかねてより建設中であったグローバル本社屋がこのほど完成し、竣工式を実施した。グローバル本社は、CO2排出量の低減とエネルギー効率の2点の環境性能に深く配慮している。

グローバル本社は、環境面において、自然エネルギーの有効活用を積極的に進めるとともに、旧本社ビルに対し27%以上のCO2排出量削減を達成して、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)の最高ランクであるSクラスを2008年10月に取得した。また、2008年5月には、環境省のクールシティ認証も得ている。

建築家の谷口吉生氏により設計監修された新本社屋は、地上22階、地下2階の構成で、床面積は約80,000m2、従業員約2,800人が勤務する。1階には、広さ約4,000m2のギャラリーを有し、国内で販売しているほぼ全ての車種や海外専用車など約30台の車両展示スペースをはじめ、技術情報や企業情報の発信、専用グッズの販売コーナーと、600人を収容するNISSANホール(講堂)を配する。ギャラリーより吹き抜ける2階部分には、横浜駅からみなとみらい21地区を繋ぐ公共の通路(通称:NISSANウォーク)が貫通し、みなとみらいの北玄関として新たな動線を創出する。

オフィスフロアは、柱や壁を極力排した開放的空間をベースに、上下階を全て中央、および南北の吹き抜けでつなぎ、部署間の活発なコミュニケーションやコラボレーションを促す特殊な空間を設けるなど、先進性、機能性に富んだ構造となっている。

https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-618f6d37248966cdaec369ed21393ee8