有機JAS認証持ちの農家です
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
地元の学校給食にも納めてます
日本を代表する超大手スーパーや百貨店、有機食品専門店にも納めてます
その営業経験からすると、本気で有機を推進する場合、学校給食は不適当ではないかと思います
以下、簡単に理由を https://t.co/NOFPkrFeST
①単価安い
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
お子さんお持ちの親御さんならわかると思いますが給食費月にいくら払ってますか?1食予算いくらですか?
原材料にかけられる単価上限安くなるのは自明ですので、手間暇かかる有機栽培では単価が合わない事が多いです
②ロットと欠品
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
給食は1度の納品でかなりのロットを求められます。また欠品したからこのクラスは食べられないみたいな事は許されませんし、給食は栄養士が少ない予算の中で、バランスの良い栄養が取れるよう考えられた献立になってます
そのため農家都合で欠品しやすい有機は使う側にリスクがあります
③栽培と販売の不一致
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
一般的に有機栽培では少量多品目による輪作で土中病害虫を単一化させない栽培技術を利用することや、個人のお客に訴求しやすいように野菜BOXなどが主流です
しかし物量を納める給食等の場合は加工に向くでかい品種を大量に求められますが一方で
でかい品種は個人売りには適さないし、輸送コストが上がります
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
小さい品種では面積あたりの収量が下がるため、kg単価の安い給食では売上は上がりません
給食と個人向け販売はあまり相性が良いとは言い難いです
最初から給食に向けた大きな栽培を目指す必要があります
要は土俵が違います
有機給食を導入する意義はあまりないとは思いますが、あえて良い取り組みにするのであれば、以前書いたように地域学習と食育かなと思いますよ
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
慣行でも良いって意見もありますが、資材来歴をきちんと記録する外部認証があるかどうかはやはり違うかな
認証無い有機とか知らんhttps://t.co/aVi3h9lOZp
ちょっとわかりやすいように給食に出すサイズと小売店に出すサイズを並べてみました
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
左は給食に出します
1本350〜400gぐらいあります
右は有機認証を扱う小売店に出します
1袋450gです
つまりこういうことです
条間を広くするのか狭くするのか、播種間隔どうするのか栽培のあり方から変わります pic.twitter.com/zi4j058Dw2
うちも卸してますが、確かに、相性悪いですよね(^_^;)
— いろや農園 (@noueniroya1) December 9, 2024
くっそ悪いですね
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
正直給食で扱ってくれれば有機は広がる!みたいに言う人は営業したことも物流引いたことも、消費者の意見聞いたこともないと思うんで、そんなんだから他力本願の販売しかできないんだよ…
って思いますねー
コストかかる分、安売りなんて悪手やん。
— TAKU (@Ko6dqZIHkriwG9f) December 9, 2024
そのうち、「前はこのくらい安かった」の基準になるからやらん方がいい。
庶民の味方等の称号は、インフレに置いていかれる呪縛でしかないの、とうの昔に証明されてるでしょ。
正直なんで学校給食に固執して活動してるのか意味わかりません
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
普通に高級店で売れるし、引きはありますし、値付けも法外でなければだいたいこちらの意向で通ります
多分学校給食活動してる人たちは農家のビジネスとかはどうでもいいんじゃないかと
有機を25%にって厳しいような
— 黒猫 (ღ˘⌣˘ღ) (@kurosukenoheya) December 9, 2024
うちの田の近くでやってた人がいましたが年齢的に引退をして今は他の家で作ってますが有機では無い
農家が減ってる中で有機を増やすというのは厳しいかと
国の目標の数字でしたらおそらく達成可能ですよ。有機JAS認証取得地で数字計算でなく、有機としか書かれていないので
①牧草地を有機的管理圃場としてカウント
②環境直接払制度にある有機的管理圃場をカウント
③耕作放棄地ないし休耕田を有機的管理圃場としてカウント
この辺で国際的には達成しましたと報告になると思います
国の目標の数字でしたらおそらく達成可能ですよ。有機JAS認証取得地で数字計算でなく、有機としか書かれていないので
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
①牧草地を有機的管理圃場としてカウント
②環境直接払制度にある有機的管理圃場をカウント
③耕作放棄地ないし休耕田を有機的管理圃場としてカウント…
給食に売り込もうとしてる生産者は、行政から学校へ有機食品を購入する為の補助金を支給してもらうとかを考えてるんですかね。少なくともコストがかかる中で自分達から安売りはせんと思うので
— 時事私事(ジジシジ) (@jijinews_real) December 9, 2024
推進派は国で法制化して義務化、国→都道府県→市町村と予算が流れるようにしようという思惑はあるかもですね
予算として文科省なのか農水省なのかこども家庭庁なのかはありますが、全国一律で予算出すなら根拠法が必要ですし
農家で販売側として考えると安売りしたくないなら利幅の薄い学校給食に固執する意味がわかりません…。正直有機JAS認証を取れば営業に困ることは今のところないです むしろ引きが強く働きすぎて死にます(笑)
なんで学校給食にわざわざねじ込むのか、ビジネスで考えたら無駄な努力してるなーと思いますね
推進派は国で法制化して義務化、国→都道府県→市町村と予算が流れるようにしようという思惑はあるかもですね
— うちの子ちゃん@農業マンガ25万PV達成! (@uchinoko_vege) December 9, 2024
予算として文科省なのか農水省なのかこども家庭庁なのかはありますが、全国一律で予算出すなら根拠法が必要ですし…
グループの方針としてやっていますが、
— PORCO (@PORCOFARM) December 9, 2024
正直言ってやめたい😓
我が家も野菜農家です。学校って旬の時期に長期休みがあると思うので、安定した販売先にはならないと思っていました。
— emu7 (@emu712) December 9, 2024