1:名無しさん


若くして脳梗塞と糖尿病、腎不全を発症。片目の視力も失い、医師から余命5年の宣告を受けたラッパー・ダースレイダーが、人生をつづった書籍『イル・コミュニケーション ─余命5年のラッパーが病気を哲学する─』(ライフサイエンス出版)を刊行した<中略> 

僕はまず杖を購入した。どうせならと、アフリカ風の装飾のついた木製のものやビリヤードの8ボールがついたもの、鷲の頭がデザインされたものを日替わりで持って歩くことにした。左目が見えなくなったことを周りに知らせるためにも、先述したように、友達に頼んで色々な生地で眼帯をつくってもらった。さらに、長期の入院で筋肉がとにかく落ちてしまい、腕や脚はガリガリだったが、自分に力を与えてくれるように派手な色の服を着て出歩くようにした

こうして社会の中に身を投げ出してみると、それまでとは異なった光景が見えてくる。新宿駅は中学の頃から通学で利用していたが、京王線からJRに乗り換える通路は、階段を降りて通路を抜けてからまた階段を上がる。毎日人が波の如く行き交う中に自分も紛れて進んでいたのだが、病気になってからは、この波に入れなくなってしまった。動きが速過ぎるのだ。歩いている人々は、それぞれツカツカと進んでいくそのスピードがとにかく速い。その歩調に合わせられないと、すぐに人がやっがやってきてしまう。しかも、左目の視野が遮られているので、油断していると、次々と人にぶつかってしまう。僕は通路の真ん中で軽いパニックになり、慌てて壁際に避難した。そんな僕にはお構いなしに通路の中央を人が怒濤の如く流れていく。<中略>

僕は病気になるまでは車を運転していたが、左目の視野を失ってからは、電車移動がメインになった。退院後、しばらくは杖をついてふらつきながら電車に乗っていたのだが、驚くほどに席を譲られる機会がなかった。すぐ疲れてしまうので、杖に寄りかかってゼエゼエ言っていても、周囲は素知らぬ顔をする人ばかり。先述したように僕は杖もあえて派手にしていたし、眼帯も派手だ。でも、明らかにふらついて杖に寄り掛かってもいた。ある時はかなりしんどいので、優先席の前まで行っったが、誰も立とうとしない。時間帯は19時過ぎで、仕事帰りの人でごった返し、人の圧力に押され気持ち悪くなってきた僕はぐらついて倒れそうになってしまった。横で立っていた方が心配して手を貸してくれたが、それでも優先席に座っている仕事帰りと思しき人たちは、一人も顔を上げることすらしなかった。一心不乱にスマートフォンの画面を見つめていたり、寝ていたり。こうした経験から僕はしんどい時は声を掛けるようになった。

「すみません。今ちょっと疲れているのでどなたか席を譲ってくれませんか?」

声を出すと、流石に席を譲ってくれる人も出てきた。「そんなにしんどいなら外に出てくるな!」「病人は家で休んでいろ!」という意見を持つ人もいるだろう。でも、僕は移動したいし、行き先もある。いや、行き先が明確になくても誰でも移動する自由はある。移動できないくらいしんどかったら、自分で判断して休むだろう。この時期の僕は少し休めば動けるくらいの状態だった。そもそも幼少期のロンドンでの経験などから、僕は電車の椅子はすべてが“優先席”だと思っていたが、日本ではわざわざ指定しないと誰もも他人を優先しない。ただ、優先席と指定してしまうと、その場所以外は優先しなくてよい席だと考えてしまう人もいるのではないか。

社会には色々な人がいて、それぞれの速度で、やり方で生きている。公共交通機関の「公共」に、その色々な人を包摂するという意味を持たせてもよいのではないか。日本社会には“公=パブリック”という概念が欠如している。公園や広場といったパブリックスペースは、欧州では「みんなのもの」と考えられるが、日本では誰のものでもない場所だ。そして、行政からの禁止事項だけがずらりと並ぶ。僕は日本が民主主義という看板を出しているだけで民主主義社会ではない、と考えている。それは「民が主になっていない」からだ。民が主になってみんなのものとして社会をつくっていく。その意識がない社会は民主主義社会とは言えない。

全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e83b9f13cb3abaa7d6f779667912ebfac58fed1

 

7:名無しさん


>そもそも幼少期のロンドンでの経験などから
あーハイハイ上級国民様ね・・・
そんな親の仕事の都合で海外在住経験できるような幸運な人生なんだから
人生の短時間の電車移動が疲れるのくらい我慢できんかな?介護タクシーとか使えば良いのでは?
貧乏な家族のために身を粉にして働いた帰りの労働者が多いんだよ

 

10:名無しさん


>この波に入れなくなってしまった。動きが速過ぎるのだ。歩いている人々は、それぞれツカツカと進んでいくそのスピードがとにかく速い。

これはめちゃわかるw

 

14:名無しさん


> アフリカ風の装飾のついた木製のものやビリヤードの8ボールがついたもの、鷲の頭がデザインされたものを日替わりで持って歩くことにした
なんだこのエッセイ風の自分語りは・・って記事じゃなく、本の宣伝か

 

42:名無しさん

>>14
> > アフリカ風の装飾のついた木製のものやビリヤードの8ボールがついたもの、鷲の頭がデザインされたものを日替わりで持って歩くことにした

杖が奇抜すぎて単なるファッションと思われているのかもよ

813:名無しさん

>>42
貧相にしろってことはないのだけど、見た目にわからないとかになると配慮のしようもないと思うんだよね
合理的配慮の前にどちらも歩み寄る必要はあるけどあなたの前の人が困ってないと言うこともないし難しいね

18:名無しさん


うぜー
何でこんなに上から目線なの?

 

19:名無しさん


血管に関する病ばかりだな

 

20:名無しさん


辛いのはアンタだけじゃないんだが。

 

27:名無しさん


>>1
派手な衣服で反対に人を遠ざけているように思います。以前とは違う雰囲気になったと言う事は自然体ではない。杖を付いて混雑している通路中央を歩くのはどうなのかな?歩みが遅いなら端に寄るべきでは?高速道路は追い越し車線と走るのが遅い車線と別れてるけど、貴方は遅いのにわざわざ高速車線を走っているようなもの。自分を変えてから出直し

 

30:名無しさん


みんなそれぞれのペースで生きてるとか言いながら自分のペース優先させようとしてて草

 

33:名無しさん


>声を出すと、流石に席を譲ってくれる人も出てきた。「そんなにしんどいなら外に出てくるな!」「病人は家で休んでいろ!」という意見を持つ人もいるだろう。

仮定話には仮定で対抗するけど優先席に座ってる人全員が体調不良だったかもしれないよ?

 

35:名無しさん


フランス、パリ生まれ]。
ダースレイダー(
4歳までをパリ、6歳から10歳はロンドンで過ごす。
父は朝日新聞ヨーロッパ総局長や論説副主幹を歴任した和田俊。
祖父は映画プロデューサーの大塚和。

この人自身が売れないラッパーだとしてもこんだけの経歴ならそれなりの財産あるやろ?
タクシー乗り回せばええのと違いますか?
疲れた貧乏な労働者から席を奪う必要があるのか??

 

778:名無しさん

>>35
奔放な生活で体不自由にしたボンボンかな?
実家金持ちってたまにこういう息子いるなぁ
親の方が長生きしそうではある

36:名無しさん


そんなにフラフラなら外出んなよ

 

37:名無しさん


あたなの世話する税金を作ってるのは仕事で疲れて座ってるサラリーマンであることに気づこうよ
あなたを面倒見るための金は天から降ってくるわけじゃないんだよ

 

55:名無しさん


>>1
混雑時は席を譲るのも難しいと思うけどね
まぁそうでなくても席にかじりついて譲らない奴ばかりなのは否定しないけど
譲られたい側が見るからに関わりたくない風貌なら尚更
イギリスがどーの言ってるけどさ病気になる前は自分もそういう人の存在を気にも留めなかったでしょ

 

70:名無しさん


通勤時間帯の満員電車で優先席以外で譲ってもらう事を期待するのはどうかと思う
どうしてもその時間帯じゃなきゃダメじゃ無いなら通勤時間帯を外して電車を利用すればいいのに

 

99:名無しさん


>>1
僕はまず杖を購入した。どうせならと、アフリカ風の装飾のついた木製のものやビリヤードの8ボールがついたもの、鷲の頭がデザインされたものを日替わりで持って歩くことにした。左目が見えなくなったことを周りに知らせるためにも、先述したように、友達に頼んで色々な生地で眼帯をつくってもらった。さらに、長期の入院で筋肉がとにかく落ちてしまい、腕や脚はガリガリだったが、自分に力を与えてくれるように派手な色の服を着て出歩くようにした

原因これじゃん
関わりたくない見た目

 

102:名無しさん


愚痴を言いたくなる気持ちはわかるけど
遠慮しないで優先席に座りたい理由を落ち着いて話せば大抵の人は譲ってくれる

立ったまま黙っていたら相手もわからないものだ

 

115:名無しさん


>>1見た感じは見た目で障害持ちとはわからないな

 

132:名無しさん


俺は優先席とかそもそも座らないな
普通のロングシートも座らない
特急や新幹線はグリーンだし
俺には関係ない話だな

 

145:名無しさん


自分中心過ぎるだろ優先席に座ってる人達も事情があると思わないのかね

 

176:名無しさん


話しかけるのを躊躇う格好を自分からしておいてとは思うな
こいつみたいな見た目の人間に一般人が声をかけるのにどれだけの勇気がいると思っているんだよ