1:名無しさん




万願寺とうがらしとピーマンはどちらも緑色で、一見よく似ていますが、よく観察すると形状やサイズに明確な違いがあります。

まず、万願寺とうがらしは細長く、10〜23cmほどとかなりの長さがあります。全体的にくびれがあり、先端に向かってやや湾曲しているものが多いです。皮や果肉は厚めでしっかりとしており、加熱すると甘みが出て、食べ応えも十分です。なお、完熟させると赤くなった「赤万願寺」も流通しています。

一方、ピーマンは全体的にふっくらと丸みを帯びたベル型で、肩がしっかりと盛り上がっています。長さは5〜7cm程度と万願寺とうがらしに比べると小ぶり。皮にツヤがあり、果肉は厚くて硬めなのが特徴で、苦みもやや感じられることがあります。

見分ける際は、「長くて細めで曲がっているのが万願寺とうがらし」「小さくてふっくらしたベル型がピーマン」と覚えておくと分かりやすいです。

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