1:名無しさん




2024年3月の日本中古車輸出台数、前年同月比3.6%増の15万台超
アラブ首長国連邦が6か月連続首位、ロシアは減少傾向続く

日本中古車輸出業協同組合がまとめた2024年3月の中古車輸出台数は、前年同月比3.6%増の15万5,811台となった。国別の仕向け先では、アラブ首長国連邦(UAE)が2万4,037台(前年同月比5.1%増)で6か月連続の首位を維持。2位はロシアで1万5,083台(同9.6%減)、3位はモンゴルで、輸出台数は前年同月比17.9%減となった。

上位20か国の中で特に輸出伸び率が高かったのは、スリランカ(前年同月比450倍)、ナイジェリア、パキスタンなど。前月との比較では、全体で13.9%の増加が見られた。

一方、ロシア向けの輸出は政情不安やリサイクル税問題の影響を受けて年初から鈍化傾向が続いており、「出るものは出るが、バイヤーは慎重に車を選んでいる」との声も聞かれる。

また、スリランカでは2月に中古車輸入が解禁され、当初は市場の盛り上がりが期待されたが、国内経済の停滞や政治的な不安定さが影響し、輸出台数は想定ほど伸びていない。現地のバイヤーからは「ファイナンスの整備が進まず、中古車を購入できるのは限られた層にとどまっている」との意見も出ている。

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