1:名無しさん




土(岩石片や砂など)や粉粒体(石炭粉など)を積み上げたときに、自発的に崩れることなく安定を保つ斜面の最大角度を「安息角」と呼ぶ。一般的な地上の斜面では35度前後、水中では1〜2度で滑りはじめる場合がある。

安息角は粒子の大きさと粒子の角の丸みや形状により決まる。例えば、山間地における急流部における川砂(砂利)では角が立っている礫材が多くあるので、急角度(約40度程度を形成することが多い)でも安定であるが、扇状地や、緩い河川の流域の礫材や海砂では角が取れているので緩やかな角度となり、流動してしまう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E6%81%AF%E8%A7%92