地場野菜コーナーにめちゃくちゃ紛らわしい感じで水仙が並んでいて怖すぎたので一応店員さんに伝えて帰ってきた pic.twitter.com/iXmz6YKPJn
— toshiro mori (@mori_udon) January 14, 2025
1.ハザード等の概況
毒性成分としてリコリン、タゼチンなどのアルカロイドを有する。リコリンは熱に安定である。園芸品として色や形の異なる多くの種類がある。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。ニホンズイセンは観賞用に全国で栽培されるほか、関東地方以西の本州の暖地海岸に野生状態で生育するが自生ではない。現在では全く使われることはなくなったが、去痰薬、アメーバの赤痢治療薬、解熱剤、吐剤などに利用されていた。
2.人に対する健康影響
(国内外の中毒事例、中毒症状、治療法、予後・後遺症 等)
[国内外の中毒事例]
複数の中毒事例報告があり、球根や葉を他の食品と取り違えた誤食が多い。
[中毒症状]
喫食後、嘔吐、下痢などの症状が見られるが、いずれも症状は軽く、回復している。なお、海外においては、葉を喫食した小児や高齢者の死亡例もある。いずれも、喫食後30 分以内の短い潜伏期間の間に悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡、低体温などの食中毒症状が見られる。
https://www.fsc.go.jp/sonota/hazard/kosyoku_1.pdf