高校生に年収1000万円で内定、米企業の採用事情
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) May 14, 2025
企業は配管工事や電気工事、溶接などの仕事に高校生を採用する取り組みに力を入れ、多くの地区で技術科の復活に一役買っているhttps://t.co/mN5BNM6fQe
イライジャ・リオスさん(17)が高校を卒業するのは来年だが、既に就職が内定している。しかも年収は6万8000ドル(約990万円)だ。リオスさんが溶接を学ぶカトリック系のファーザー・ジャッジ高校は技能労働者を求める企業と緊密に連携している。ベビーブーム世代が引退する年齢を迎える中、企業は技能労働者不足に取り組んでおり、リオスさんのような高校生に声をかけるケースが増えている。企業はこうした採用方法が今後さらに重要になるとみている。地元の公共交通機関から潜水艦メーカーまでさまざまな企業が毎年、同校の溶接教室を定期的に訪れ、社名入りのグッズを生徒に配り、職場について説明している。リオスさんは来年高校を卒業したら、原子力やリサイクルなどの分野向けに装置を製造する地元企業で製造工として働く予定だ。収入は1時間当たり24ドルで、残業代も付き、有給休暇が取得できる。
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