物流大乱に襲われている韓国ですが、事態は悪化を続けています。
政府与党の『国民の力』議員からは、ストライキの元締めである『民主労総』を解体すべきである――という強硬な意見が出るほどです。
セメント不足で建築現場が動けなくなっているため、韓国の国土交通部は「業務開始命令」を出したのですが、これを受けた『民主労総公共運輸労組貨物連帯本部』(貨物連帯)側は、同命令の撤回を要求、命令に従う気配はありません。
◆セメント・ガソリンが来ない現状
『大韓建設協会』によると、生コンがこないので全国工事現場985カ所のうち、577カ所でコンクリの打設を中断。
通常は、1日の平均セメントの出荷量は「18~20万トン」ほどですが、今回の貨物連帯のストライキによって、これが「4万5,000トン」水準まで減少しています。
江原道ではセメント工場132カ所のうち109カ所が稼働停止。82.6%の工場が止まったことになります。
材料が来ないし、生産しても運べないからです。
光州ではセメント工場は全て停止に追い込まれています。
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