中国人富裕層が不満を感じる、日本のタワーマンション内の「あれ」の位置
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakajimakei/20230717-00358233
中華料理を作るのには不向き
「中国と日本では生活習慣も違うし、マンションの間取りが異なるのは仕方がないと思うのですが、日本のキッチンは、リビングとつながったアイランドキッチンだったり、対面式のカウンターキッチンだったりすることが多いのですね。
家族と話しながら料理できたり、開放感があったりするのがメリットだ、と不動産屋さんから聞いたのですが、中華料理を作るのにはちょっと不向き。なぜなら、中華料理は油を大量に使うので、そういう間取りだと、かなり強い換気扇を使っても完全に換気するのが難しいからです。
できるだけ、リビングとは別の独立したキッチンがあるマンションを探したのですが、そういうマンションで眺望もすばらしいところとなると、条件が合わず、残念でした」
確かに、言われてみれば、中国のマンションのキッチンは独立した部屋になっていることが一般的だ。さらにキッチンに窓や扉がついていることも多い。料理する際、換気扇を使うだけでなく、窓も開けられるようになっている。
中国では一般的なマンションでもこのような配置になっていることが多いが、中国ではそれが普通なので、この中国人から言われるまで、私も気がつかなかった。