「牛乳を22リットル飲んだ男性」が緊急入院!血漿がミルク色に!https://t.co/w2jCMC64Ex
— ナゾロジー@科学ニュースメディア (@NazologyInfo) February 10, 2025
オランダの54歳の男性は2日間で22リットルの牛乳を飲み、緊急入院しました。彼の血液を遠心分離機にかけると、血漿がミルク色になっている様子(左)を確認できます。(右)は通常の状態です。 pic.twitter.com/Fa8r5uxTg3
通常、脂肪は消化・吸収されると、血液中を「カイロミクロン」という微細な粒子によって運ばれます。
しかし、今回のケースでは、摂取した脂肪の量が多すぎて処理が追いつかず、血液中に蓄積。血漿が「牛乳のように白く濁る」状態になったのです。
医師らが男性の血液を調べると、トリグリセライド(血液の中の脂肪の1つである中性脂肪)が非常に高い数値を示していました。
高トリグリセリド血症では、1000 mg/dLを超えると膵炎のリスクが高まると言われていますが、今回の男性の血中トリグリセリドは驚異の16713 mg/dL(通常の100倍以上)。
これほどの数値は、医学的にも非常に稀なケースです。
検査では、血糖値も1350 mg/dL(通常の約13倍)と異常に高いことが分かりました。
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