NHK党の立花孝志党首(55)が6日、国会内で党の定例会見に出席し、警視庁が脅迫や名誉毀損(きそん)の疑いで任意の事情聴取を要請されているガーシー参院議員(51)について「彼としては、今月国会が開くので、帰って来ないとまずいと思っている。宣言しちゃっているので、帰って来ざるを得ない」と、1月中に帰国するとの見方を示した。
立花氏は、ドバイに滞在中のガーシー氏について「2月中には帰ってこないと、任意の取り調べに応じるつもりがないとして逮捕状が出るんじゃないかと思う。逮捕状が出るのは本望ではないはず。逮捕されるような罪ではないので、説明をする方が彼にとっては有利」とし、帰国して聴取に応じることを勧めた。
ガーシー氏の身の危険を案じる立花氏は、帰国した際の〝厳戒態勢〟を想定する。
「例えば僕にも内緒で入国する可能性があると思っています。警視庁と話をしてこの日に取り調べを受けますという事前に打ち合わせをして、秘密裏に入って来れば、騒がれることはない。一方で、成田空港でぶら下がり(会見)をすると本人が希望すれば、それなりの警備体制をつける。議員宿舎が取れるまでは(ガーシー氏の都内の自宅ではない)バレないところに囲みたい。帰ってくると判断した時は、全面的にサポートする」とした。
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