“子どもの声うるさい”苦情で廃止方針の公園 荻原健司市長「存続含め、再検討」 利用者は複雑な心境「存続しても本当に使える?」 隣の児童センターは2年前から公園で遊ばず
長野市の公園が廃止されることになった問題で11日、初の住民説明会が開かれました。「困惑や存続を求める声が多かった」などとし、荻原市長はこれまでの「廃止路線」から一転、存続も含めて再検討し最終判断する考えを示しました。一方、隣の児童センターの利用者の保護者達は、今回の方針の見直しに「仮に存続となっても本当に自由に使えるのか」と複雑な心境を話しました。
長野市の青木島遊園地。「子どもの声がうるさい」という一部住民の苦情をきっかけに市は3月末で閉鎖する方針を示しています。
しかし、「一部住民の声で廃止を決めていいのか」「子どものことを第一に考えてほしい」といった意見があり、地元住民の有志などが存続を求める要望書や署名を市に提出。差し止めの住民監査請求も出ています。
市長は存続も含めて再検討し、最終判断する考えを示しました。これまで廃止は変えないとしてきましたが、方針を見直しました。最終判断の時期などは明らかにしていません。
児童センターを利用する保護者:
「残ったからといって遊べるようになるのかなと不安というか、そういう思いはある」
「小学校の校庭とか開放してもらえるという話も聞いたので、遊ぶ場所には困らないかなと。あればあったで、存続なら存続でありがたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e70e956d307155bb91fe50427566f14b1ac1b252?page=2