ソニーグループ(6758.T)は9日、2024年3月期の連結売上高見通し(国際会計基準)を12兆2000億円から12兆4000億円(前年比13.0%増)に引き上げた。自社制作以外のゲームソフトウエアの販売増や為替のプラス効果などで、ゲーム分野が上振れる。純利益予想も200億円引き上げ8800億円(同12.5%減)とした。
一方、連結営業利益見通しは前期比10.2%減の1兆1700億円で据え置いた。IBESがまとめたアナリスト23人によるコンセンサス予想平均値1兆2210億円を下回った。一部の自社制作ゲームソフトの発売日変更の影響もあり、ゲーム事業の営業利益見通しも据え置いている。
ゲーム機「プレイステーション(PS)5」は今期、過去最高の2500万台の出荷目標を掲げる。4―6月期は330万台、7―9月期は490万台となったが、年間の目標は据え置いた。
ソニーG、通期売上高・純利益見通し上方修正 ゲーム分野が上振れ
https://jp.reuters.com/markets/world-indices/RZVNDEPK25MJFJE27U3BOFCMBU-2023-11-09/