政治ジャーナリストの青山和弘氏が7日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演した。
番組では、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が「非常戒厳」を宣言したことを取り上げた。 約6時間後に解除を表明したが、混乱の責任を取って韓国大統領府の高官らが一斉に辞任。 また韓国の最大野党「共に民主党」の李在明代表が大統領の弾劾訴追案の採決を行なうと表明したことを紹介した。
今回の騒動をめぐって尹大統領が失脚する可能性があり、改善に向かっていた日韓関係が逆戻りするのではという声もある。 石破茂首相は来年1月に訪韓予定だったが青山氏は「事実上、なくなっていますね。行くような状況ではないし、 日本政府も尹大統領がいつまで続くか非常に不安定になった(と言ってる)」と解説した。
青山氏によると昨日、石破首相と会話し「韓国がいわゆる左派の反日的な政権ができることは覚悟している」と話したという。 「石破さんは『そういう時こそ自分の出番じゃないか』と。やっぱり安倍(晋三)さんとかね。保守的な総理だと 関係が作れないかもしれないから、そういう時こそ自分が仲良くできるんじゃないかって意欲を示している」と明かした。 しかし青山氏は「逆にそんな時に、何を要求されて、変な妥協をしないか我々は見ていかないと(いけない)」と心配していた。
経済学者の高橋洋一氏は「石破さんもどんだけ居るか分かんないでしょ。 トランプ政権ができた時に下手にくっ付いたらもっと打撃が大きくなっちゃいますよ」と述べた。
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