イタリア紙は、そんなドイツについて「失望のドイツ。4-2でコスタリカを倒しても手が届かなかった。W杯敗退」の見出しで注目。「ドイツは中米勢に1-2とリードされる展開を覆したが、日本対スペインの結果により逃げ道はなくなった」などと綴った。
スペインが日本に勝利を収めていれば、ヨーロッパの2チームが決勝トーナメントに進出する可能性があったが、「ドイツはスペインに“裏切られ”帰宅することになった」とイタリア紙は指摘。「だがドイツの選手たちは、自分たちに怒るべきだ。長い目で見れば、初戦で日本に負けたことにより敗退という代償を払ったのだ」と主張した。
その上で、4-2でドイツの勝利に終わったコスタリカ戦が「かなりクレイジーなマッチ」であったことを振り返りつつ、「ベスト16への切符につながらない極めて苦い勝利だった」と述べた。だが、そんな試合が「別の理由で歴史に残る試合」であったことにも注目。「W杯史上初めて男子の試合で女性主審が笛を吹いた」ことを紹介し、ステファニー・フラパール主審のW杯デビュー戦は「複雑だったが、完璧な試合裁きだった。いまに始まったことではないが、フラパールは確かだ」と賛辞を贈った。
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