そんななかで、ドイツ代表チーム内では意見の対立があったという。記事では「Sport1のパトリック・ベルガー記者が明かしている」と紹介。ベルガー氏は「日本戦の前日、ホテルで1時間座ってドイツは話し合った。ミーティングは本当に白熱した」と語っている。
焦点はFIFAの警告を受けてどう対処するかで、チームで意見が割れたようだ。「いくつかの派閥があった。自分たちを強力なオピニオンリーダーとみなすレオン・ゴレツカやマヌエル・ノイアーの派閥で、大会前に『チームとして模範を示さなければならない』と発言していた。そして、ギュンドアンやリュディガーの派閥は『我々はサッカーに集中したい、そんなことはしたくない』と言っていた」と、ベルガー氏は内幕を明かす。
最終的にドイツ代表は腕章を着用せず、FIFAの警告に対する抗議として口を手で覆うパフォーマンスに落ち着いたという。「ベルガー氏の報告は、ドイツ代表の『ONE LOVE』論争がいかに大失敗だったかを示している。パフォーマンスに影響を与え、チームが望んでいたことでもなかった」と記しており、大会直前の論争が少なからず影響を与えていたと考察していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/000eb814647ee401dd892ad3005aa9e1dc1aa03a


