基本的に無料なものが多く、最新地図が使えるスマホのナビアプリ。このスマホのナビアプリを使用している人も多いのですが、それでも車載カーナビも堅調に売れているといいます。最低でも数万円から20万円以上はするカーナビが売れている理由はなんでしょうか。
■カーナビとしての能力もスマホと車載ナビでは大きな差がある
そして、これは使っているとわかることなのですが、カーナビとしての能力でも車載ナビとスマホでは大きな差があります。
スマホは測位にGPSからの電波だけを利用するのを基本としているため、ビルの多い都会では自車位置を見失いやすい
ひとつが測位精度です。
スマホは測位にGPSからの電波だけを利用するのを基本としていますが、車載ナビは車速パルスやジャイロセンサーなども併用しています。よって、車載ナビはGPSが測位できなくなったときでも自車位置を見失うことはなく、これはビル街や山間部に出掛けた時の安定した測位に役立ちます。さらに大きめの立体駐車場や地下駐車場から出たときでも進行方向を案内できるメリットにもつながります。
ふたつめは地図データの充実度です。スマホで使うナビアプリは、通信でデータを得ていることもあり、できるだけデータを軽くして対応しています。
そのため、Googleマップでは交差点拡大図や高速道路のJCTでのガイドは表示しません。Yahoo!ナビではこれらを表示するものの、地図に表示される内容はカーナビ内にデータを持つ車載ナビに比べるとかなり削っています。また、車載カーナビでは常識である、道路の高低差認識にもスマホのナビアプリでは非対応です。
一方で、スマホのナビアプリが車載ナビよりも優れているのは、目的地の検索能力です。車載ナビは大半がメニューから入るなど手間がかかりますが、スマホでは音声で施設名などを入力すればほとんどが一発で探し出せます。また、地図データの新鮮度も常にサーバーから最新の地図データを取得するスマホに軍配が上がります。
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