最近10年間、韓国の高齢人口増加率はOECD平均1.7倍に達し、70才以上の老人の体力は日本に大きく遅れをとることが明らかになった。
国会文化体育観光委員会所属、国民の力チェ・ヒョンド議員が公開した「国民体力測定統計(2020)」資料と日本文部省データによれば、65才以上の韓-日男女老人の平均体重は男女どちらも日本より韓国が非常に高く、高齢層の肥満人口が増加傾向であることが分かった。
65才以上の男性の場合、韓国平均体重は67キロのに比べて日本は63.2キロで4キロほど軽く、65才以上の女性は韓国が57.7キロ、日本が51キロで6キロ以上軽いことが分かった。
チェ議員によれば去る2017年国民体力実態調査当時も肥満度を現わすボディマス指数(BMI)も5~10%ほど韓国が高く、男女どちらも肥満レベル(=25)に近くて対策作りが急がれる。
▲男子の身体能力(赤:日本、青:韓国、横軸は中一~高三、左上から「50m走」、「反復幅跳び」、「往復持久走」、「柔軟性テスト」)
▲女子の身体能力(赤:日本、青:韓国、横軸は中一~高三、左上から「50m走」、「反復幅跳び」、「往復持久走」、「柔軟性テスト」)
チェ・ヒョンド議員室が公開した教育統計年譜「学生健康体力評価資料」と「日本文部省最近データ」を比較すると、「50m走」「反復幅跳び」往復持久走」「柔軟性テスト」等すべての項目で韓国の青少年が日本青少年に遅れをとる結果が出た。
また、韓日青少年体力統計を見れば、2013年には日本青少年に比べ韓国青少年は4種目44項目で劣っていたが、2019年には3つ増えて、4種目47項目で劣っていることが分かった。
これに対してチェ議員は「コロナ19によって対外活動が難しい状況で高齢層と青少年層の健康と体力に対する特別な管理が必要な時」と強調し「政府が多様な国民体育システムを用意して国民体力を管理しなければならない必要がある」と指摘した。
ソース:ヘラルド経済(韓国語)韓国人体力日本に大きく遅れをとって、2013年以後先進国最下位圏
http://biz.heraldcorp.com/view.php?ud=20211012000274