「これまで大手出版社は、紙不足で出版が危ぶまれた時期があったことなどから、紙の調達に関して、安定供給を優先し、価格にはあまり関心を示してこなかった。過去、とある大手出版社と共同事業をしたときに、私たちが紙の調達や印刷を担うことになったが、納品時に相当稼がせてもらったことがある。しかし、それはもう過去の話になった。今では積極的に安い紙がないかを探している。紙代は恐ろしい勢いで上がったが、このさき下がることはないだろう。さらに運搬費用も上がるとなれば、出版社としては、雑誌や書籍のページを減らすか、安い紙を使う、定価を上げるのいずれかを選ぶことになる」
■1000円台の新書が増えている
月刊文藝春秋の定価は、2023年に入って1300円(2023年2月10日号)になった。2019年に880円(2019年1月10日号)だったことを考えれば1.3倍、恐ろしいスピードでの値上がりだ。
「文庫の価格は平均で800円を突破した。『原子・原子核・原子力――わたしが講義で伝えたかったこと』(岩波現代文庫)は1628円など、1000円台後半の文庫も珍しくなくなった。『1000円を超すと売れなくなる』という常識があった新書も、同様に1000円台の価格設定が増えている。週刊誌も、できる限り発行部数を抑えつつ、特に経済週刊誌などの価格は1000円時代に突入していくだろう。雑誌単体で黒字という媒体をほとんど聞いたことがないが、アイドル連載を写真集にしたりしてトータルで考えると、なんとか黒字になっているものもある。一般週刊誌の定価は現在500円前後だが、年内に700?800円程度、将来的には1000円前後まで上げざるを得ないのではないか」(大手出版社社員)
雑誌の廃刊や人件費の削減に動く出版社も多い。今年に入って、週刊朝日、週刊ザテレビジョン、イブニング、WEB+DB PRESS、週刊碁が休刊することになった。昨年は、電撃G’s magazine、まんがライフ、近代柔道、ボクシング・マガジン、GiGS、演劇界、まんが4コマパレット、Seventeen(月刊発行を終了)、おかずのクッキングなどが休刊になった。<中略>
これから、紙の出版物、特に雑誌に追い討ちをかけそうなのが、インバウンド(訪日観光客)の回復である。コンビニの売り上げの中で、雑誌コーナーが占める割合は、1%程度しかない。それでもこの数年、売り場面積を保ち続けてきたのは、インバウンドがコロナでほぼなくなってしまったためだ。コンビニ各社、各店主の間で、雑誌棚の撤廃論者は年々増えている。とあるコンビニ大手は、都心部店舗の雑誌棚を今期中に完全撤廃する検討に入った。
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https://mag.minkabu.jp/politics-economy/18436/
最近雑誌買わんけどそんなことになってんねやな
紙媒体の新聞とは無くすと良い
今雑誌ってそんなにするのか
まず買わないな
捨てるのも大変だし紙媒体はいらない
週刊少年ジャンプも1000円の時代へ
>>6
昔は150円だったのに…
その後、マガジン、サンデーなど
他誌が180円の時代にジャンプだけ170円で、
お得感があった時期も…w
>>202
そのくらいの値段で色んな漫画が読めるのが魅力だったのにな
昔は発売日前に販売してる店あって、それがすぐに古本屋に並ぶから更に安く読めた
コロナ辺りからすごい勢いで本が値上がりしてるもんな
コンビニでマンガ単行本を買ったことが一度だけあるな
めっちゃ遠い昔
電子書籍までガンガン値上げしてるのが腹立つ
電子版が紙の半額くらいなら買う人はもっと増えてもっと広まりそうなもんだけどそうじゃないのがな
出版業界はぶら下がってる無数の業者が癌
中間を経由しての上乗せ
>>13
電子書籍はその販売会社がその事業やめたら
読めなくなるからな
紙のように永遠に自分のものでは無い
Dマガジンでただ同然で読めるのが悪い
コンビニコラボとかの付録メインみたいなのもやめるの?
週刊誌は紙版にあって電子にはない記事もあるけどサブスク
文庫、新書は割引や還元があるときに電子で買う
単行本も700円超えが普通になってきたもんな
雑誌のサブスクって伸びてるんだろうか
雑誌がメインの出版社はドミノ倒し起こしそうだな
流通代も印刷代もないはずの電子書籍が同じ値段で販売されてるからな
流通のせいで値上げとか客を舐めすぎ
紙雑誌をインターネットサービスで見るって
タブレットは重すぎて扱いにくく見にくい
スマートフォンで雑誌用につくられた物を見るのも見にくい
そも雑誌をスマートフォン、タブレット用に作ってないと見にくいんだよ
パソコンなら見やすいのかな?
パソコンなんかスマートフォンあればほぼ使わないんだけど
資格の問題集や参考書以外の本なんて滅多に買わなくなったな
ネット小説は読みまくってるから活字離れではないが
紙版優遇いい加減に止めれば良いのに
あと電子化にしてもスキャン画像取り込んだだけのなんちゃって電子化多すぎ
>>105
むしろ原本がデータじゃないスキャンする必要があるものってそんなあるの?
>>108
参考書みたいなのだといっぱいある
表とか図が多いせいもあるだろうけど、スマホだと字が小さくなるし、検索出来ないからかなり不便
洋書だとちゃんとテキスト化してるのが多い
>>108
あるんだよ
最近買った英文法書がそうだった
全く検索できないし、目次からページへも飛べない
手作業でPDF化してGoodnotesに取り込もうかと思ってる
本は場所取るし邪魔
電子書籍で良いと思う
コンビニって本置いても返本率高いらしいな
配送のムダ
出版社の中抜きやめれば良いだけでは?
>>128
最近は著者が直接本を売ってるケースもあるけど
結局事務手数料やら人件費やらで
大手出版社並もしくはもっと高くなるケースが多いね
著者の手取り分は大きくなってるからええんかもしれんけど
>>142
個人でKindleに出品することは可能やで
尼に手数料支払うだけで済む
たしかに30年前270円だった雑誌が540円になってて驚いた
内容ゴシップでほぼ変わってないのに
情報得る効率はネットより良かったりするんだけどな
高いと買う気が無くなる
因みに電子書籍は電子書籍を持つアカウントをバンされると全ての電子書籍を失います
まぁ普通に使ってたらバンされることはないんですけどね
もうずっと電子書籍しか買ってないし紙媒体なんぞいらんわ
月刊GUNをずっと買ってるが一昔前は1000円しなかったのに今は1800とかですわ
好きだった雑誌がネットになって一気に内容薄くなった
外部リンクばっかりで自力で取材したり特殊考えたりってのをしなくなった
紙媒体もいいけどね
処分や収納考えちゃうとみんな電子やな
大江健三郎の万延元年のフットボール
30年前の段階で文庫本なのに2000円という破格の高さだったが
他の本もそれに追い付いたか
先に筒井康隆の万延元年のラグビーというパロディー読んでて
元ネタ知らんからさっぱり面白くなかったので気になってたんだけど
ノーベル賞取ったの機会に読んでみるかと思いきや
高過ぎて買う気になれんかった
コンビニで雑誌は週刊プロレスを買うぐらいで
漫画は発売日より早く売ってたところ(週刊少年ジャンプだと月→土)
で買ってたな。25年ぐらい前から買わんようになったが