1:名無しさん


自衛隊では、トラックの荷台に装具と一緒に多数の隊員(例 3 1/2tトラックで24名)が乗り込み移動する――。乗用車のような3点式のシートベルトなし、硬い板のベンチ、振動と事故リスク。

防衛省の答弁はこうでした。
「資機材と隊員を一度に運べて、迅速に下車・展開できる。汎用性の高いトラックは不可欠。不整地ではバスは使えない」と。

でもそれ、本当に人命よりも機動性を優先すべき理由になりますか?

不整地では隊員は振動で圧縮されたり、荷物にぶつかったり、ホロから落ちそうになったり、危険を絶えないといけません。

昨日の衆議院安全保障委員会で、立憲民主党の伊藤俊輔議員がこの輸送の実態を問い、隊員の健康被害や事故、責任の重さにまで踏み込んでくれました。

今回のポストは、その鋭い質疑の中のほんの一部、トラック輸送問題だけを取り上げたものです。

「人こそ最大の装備」――その言葉が日本でも本気で語られる日が来ることを願って。