1:名無しさん




右上
「天保拾四年卯春 平日船ニつきまとい難船を好ミ人を喰するゆへニ余り宜しからず此時ヲ見れバ気はらい病難ヲのがるべし」

中央
「この度西國の大海より此姿ヲ大山へのぼり暮ニ及て息キヲちらし誠ニ山海しんどうして人家ヲ崩シ光鳴渡ル事雷のこどし」

左上
「長崎奉行所より御公儀様江指上」
左下
「東国ニ而は気てうニ移り至る悪ヲ好ミ其姿ひきににたり尾ハ人の顔の如長崎唐人屋敷ニ而尋候へば三年以前出たる事有と申いたし其名ヲ雷光畜ト名付よし大山城山のごとし」

左端
「大井能光(登)守 阿部下野守 六角伊豫守 別紙ニ書在之写 写諸人江見るへし」