ドイツからウクライナに供与されたゲパルト対空戦車が撃墜戦果を上げました。実戦でゲパルトの迎撃戦闘の様子がはっきりと分かる形で撮影されたのはこの映像が史上初になります。1965年に開発開始して1973年に配備開始された50年前の設計の兵器が遂に初めて戦場で活躍しています。動画で砲塔上の回転する捜索レーダーが確認できます。車両のシルエットはゲパルト対空戦車の特徴と一致しており、機関砲の射撃音が聞こえ、車両の周囲は薄い煙があり(機関砲の発射煙と推定)、周辺から地対空ミサイルが発射されている様子は見えないので、ゲパルト対空戦車の35mm機関砲による撃墜戦果である可能性が高いと判定できます。
※なおゲパルトを操作しているウクライナ兵士は与えられたばかりの機材に慣れていないのか、撃墜後の落下してくる残骸が地表にぶつかる寸前にも必要の無い射撃を加えているようです。
機関砲弾が燃料タンクに命中して爆発火球が発生、炎に包まれた機体の残骸が地表に落下していく様子です。撃墜した目標は高度が低く、遠くからでは機影が確認できない小さな目標なので、おそらく巡航ミサイルないし自爆ドローンでしょう。複数のウクライナの政府や軍の関係者は巡航ミサイルの撃墜と伝えています。
ドイツからウクライナにゲパルト対空戦車の供与が決定された時に、有効射程の短い対空機関砲では敵の攻撃ヘリコプターが発射する射程の長い対戦車ミサイルに対抗できないのではないかと懸念されていました。何より50年前の古い時代に設計された兵器です。射撃コンピューターをアナログ式からデジタル式に換装するなど改修を受けてはいますが、21世紀の戦場に対応できるかどうか疑問視されていました。
たとえばクアッドローター型の市販ドローンのような小さ過ぎる目標にはゲパルトでは対応できません。最新のスマート時限信管弾(35mmAHEADなど)ならば目標手前で起爆し散弾を撒き散らして小型目標にも対応できますが、専用の起爆時間入力装置が必要なので旧式のゲパルトでは運用できないのです。ゲパルト用の古い35mm機関砲弾は通常の直撃式の榴弾です。
しかし現実にウクライナ軍のゲパルトは戦場で活躍しています。ロシアがイランからプログラム飛行型自爆ドローン「シャヘド136」を大量に取得し、これが低速で低高度を飛んでゲパルト対空戦車の格好の迎撃目標となっているのかもしれません。また戦場では固定翼の弾着観測ドローン「オルラン10」や徘徊型自爆ドローン「ランセット」などが多用されるようになり、ちょうどいい大きさの迎撃目標には事欠かなかったのでしょう。そして対空戦闘だけでなく地上掃射にも投入されていることが報告されています。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20221206-00327079
在庫一掃セール対決
>>1 大戦略に出てきた気がする
>>1
大戦略で活躍してもらった
>>7
対空攻撃すると反撃で全滅し
対戦車攻撃すると反撃でほとんど損耗する哀しいユニット
被害だしながらも対戦車ヘリ落とすためだけにわざわざ生産する序盤ニッチ需要
だったよね
今の航空機相手だと時代遅れな感じだけど
速度が遅いドローンとか巡行ミサイルにもってこいぽいな
対空ミサイルよりこれとかファランクスみたいのを並べたほうが効果ありそう
ゲパルトってあの細い砲身が4本ある戦車だろ
小学生の頃タミヤのプラモデルで作ったけどあんなん現役なのか?
>>13
それはWW2のゲパルトでこれは同じ国だけど別のゲパルトや
ヴィルベルヴィントと勘違いしてる可能性もあるかもしれん
>>13
細い砲身4本の戦車はたぶんシルカじゃね?
ツングースカも一応4本あるけどアレじゃないだろうし
対空戦車ってなにげに対地でも
使えたりするから便利よね。
>1965年に開発開始して1973年に配備開始された50年前の設計の兵器が遂に初めて戦場で活躍しています。
なんてムネアツ
>>17
B-52
Tu-95
日本からも87式自走高射機関砲を送ってあげれば
いいと思うよ、エリコン35mm砲弾も日本から送って
あげればいいと思うよ、
さらに可能なら81式短距離地対空誘導弾も
セットで送ると効果が高いと思うよ
コレは個人の考えだけど
日本も60式自走無反動砲を供与して活躍させよう!
要らない子扱いされた兵器が実は非常に有用だった例は数多いがゲパルト対空戦車もその仲間だったとはねぇ
湾岸戦争の際の可変翼戦闘爆撃機F-111アードバークとかもそうだけど要らない子が活躍するのは面白い
40~50年前の兵器だけどロシアは100年前以上前のスタイルの戦争やってるから
相対的に超最新兵器になる…
巡航ミサイルを撃墜出来るんだな
旧世代のAA車両の再評価がやはり来たな。
大戦略だと歩兵をヘリを蹴散らしてたな
>>40
実際にそれしてるもんな
当時は失敗作って言われてたけど対人対ドローンで復活!
>>1
ミサイル使うよりもコスト的に優位な目標もあるってことだわな
冷戦時代の申し子が 徒花咲かす地 ウクライナ