<欧米では電化製品などを「自分で修理する権利」が制度化へ動きだしているが、この分野について日本はまだまだ後進国>
「これ、例の宝物」。長い間会っていなかった京都の友達がカフェのテーブルに真結びしてある風呂敷包みをポンと置いた。裁縫師をやっているということもあって、彼女は風呂敷がよく似合う。結びを解いてみると、布の切り端がたくさん詰まっていた。色とりどりで素朴な美しさもあるが、ボロいとも言える。……これが宝物?
切り端はある年配の女性に丸ごと譲ってもらったものらしい。戦後を日本の雪国で過ごしてきた方。
衣服やその材料が手に入りにくい状況下で、女性たちは使い古した着物や羽織、掛け布団などを米のとぎ汁に漬け置いた後、分解してはその切り端を使って継ぎはぎすることで、あらゆる布製のものを直したり、また新たに作り上げたりしてきた。その風呂敷に包まれていたのは、そういう大切にされてきた「ボロ布」だ。
近年、古い衣類を捨てずに組み直して新たなものを作る日本のこの文化は、海外のファッション業界で注目されている。2013年のルイ・ヴィトンをはじめ、多くの世界的コレクションにも登場した。そのままBOROという名として。
一方、ほかの業界はどうか。家の中が家電だらけの僕はそちらが気になる。
「開けないでください」といった警告がデバイスに貼られ、バッテリー交換すら自分でできず、トラブルが発生したら、だいたいメーカーに連絡する羽目になる。そして、たとえ電源コードの接触が怪しくなったという程度のトラブルでも、保証期間を過ぎていたら、買い換えたほうが安いことがしばしば判明する。
メーカーしか修理できない保証規定を改善
ありがちな話だ。DIYで、あるいは近所の修理店で気軽に直せたら、修理代や発送代の節約になり、ごみを出す機会を減らし、資源を無駄にしなくて済むのに。
「自分で修理しないでください」はスマートフォンが典型だったが、アメリカとEUではしばらく前からメーカー以外でも製品の修理ができる「修理する権利」が重視され、政策上の動きがある。
アメリカは州によっては、製品の修理に必要な情報の公開や部品の提供がメーカーに命じられており、また独自の修理を行っても保証が無効にならないようになっている。これは家電に限った話ではない。米連邦取引委員会(FTC)は今年、オートバイやソフトウエア、発電機、そしてBBQグリルのメーカーの保証規定に違法性があると指摘し、改善を命じてきた。
EUでも昨年から、「修理する権利」を認め、その規則をまとめた法が施行されている。これでEU圏内では、従来よりも手軽に「セルフ修理」が可能な電化製品が販売されるようになった。
https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2022/07/post-120_1.php
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https://www.newsweekjapan.jp/tokyoeye/2022/07/post-120_2.php
海外に住んだことある人は知ってると思うが、地下室や車庫には、日曜大工が揃っている家が多い。修理したくて聞いてもホームセンターのような専門店を紹介される。
>>5
昔アメリカのホームセンター入って
階段そのまま売ってるのみてたまげた
>>5
意識高い系の人なたらわかると思うけど使用頻度と収納スペースから考えて日曜大工の道具は断捨離対象です
>>17
それは「狭い家に住んでいる人は」でそ?
広い家に住んでいる人なら収納スペースなんか余裕だから断捨離する必要がない。
あいつらは何でも叩いて直す(つもり)の文化だから…
最近のブンヤって「はぎれ」って日本語も知らんのか。
それで御高説ぶたれてもなぁ
>>15
これな
>>15
はぎれは裁縫の残り布
ボロとは全然違うから
ボロ布は綿の生地に刺し子でつぎはぎがしてあったりして、すでに『ボロ』という名称にすらなってる
うちの母親も古いものを大切に使うのよーって言いながらクソ古いエアコンで
無駄な電力消費しまくってるな。家電にその精神を生かしてる。
冷蔵庫も「まだ使える」ってのを親族から引き取りまくって3つある。
電気代が馬鹿みたいに高い。
>>110
それは知りませんでした。教えてくださってありがとうございます。
端切れ扱う店は今でもけっこうあるんだよな・・
手芸やってるとお世話になる。というか、端切れが無いとジャンルが滅びる。
昔の日本製の家電は丈夫だったけど今はそうではないからな…
如何に壊れて、如何に買い替えさせるか
それしか考えてない
DELLとかの独自形式もやめさせろ
ちょっとわかる人なら膨らんじゃったコンデンサとか
うっかり飛ばしたヒューズなんかは
自力で変えればいいけどなぁ、、、
家電は変にバラして発火させたりする奴もいそうで
こえーってのもある。。。
>>53
コンデンサの交換する時に、人間に腕が4本あれば良かったのに
といつも思ってしまう。
米国で戸建てに住んでる奴に溶接機貸して?って言うと大抵出てくるからな
せめてエアコンの吹き出し口の奥のファンくらいは簡単に外せるようにすべき
健康に関わるじゃん
修理する権利ができても電子部品はパーツがなければどうにもならんからな
>>1
寝言はアップル製品見てからいえよ
SSDもメモリも基盤直付けで何一ついじれないようにしやがって
>>67
組み込みは基本、静電気ですらやられると壊れるので器用でないと厳しいですね
>>67
それもうhackintoshで棲み分け出来てるようなもんだから
ウエスって日本語じゃないから海外にもボロ布くらいあるだろ
24年前に買った洗濯機が今だに動くんだよ
買い換えるのも忍びなくてな
携帯のバッテリーも素人に交換できなくなったのはアップルせいだよな
ガラケーの頃はできてたのに
>>76
妊娠して裏ブタ外れかけてでも交換はしんどかった……両面テープ強力すぎる。
母ちゃんが若い頃に裁縫が大好きでその時に集めてた
今は売ってないような50年以上前のレトロな布やはぎれが沢山ある
洗濯機はずっと使えるけど
エアコン、冷蔵庫、テレビ、炊飯器・・他はすぐ壊れて修理も出来ない物ばかりね
>>82
逆じゃね?
洗濯機は動かなくなったらどーしよーもないけど、
冷蔵庫なんか修理して長く使えるぞ。
今のマックは消費者バカにして作っているのでつまらないね
Macintoshの頃はマザボのアップグレードもあったし使い捨て感なかった
iphoneとか最悪だわ 使ってるけど
昔はウエス屋とかあったよな
>>104
森光子は昔、パンツ屋(パンツの行商)をやっていた。
新しいタオル買うペースが掃除で消費するペースを上回って雑巾が増え続けている
だってすぐゴワゴワになるんだもの
昔の実家のどこで買うてきたんやオーブンで思い出したが
そもそもオーブンを電気とか無理ありすぎじゃなかろうか
最低ガスだろ
うちなんて父の代まで街の電器屋だったわ
わい大学の部活のユニフォームを今でも寝巻きにしとる、ボロボロや