1:名無しさん


水を超高速で通すにもかかわらず塩を通さないフッ素ナノチューブを開発

-次世代超高効率水処理膜の実現に向けて-

1.発表者:

伊藤 喜光(東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 准教授/JST さきがけ研究員)

佐藤 浩平(研究当時:東京大学 大学院工学系研究科 化学生命工学専攻 博士課程学生、現所属:東京工業大学 生命理工学院 助教)

相田 卓三(理化学研究所 創発物性科学研究センター 副センター長/東京大学卓越教授(国際高等研究所東京カレッジ))

2.発表のポイント:

◆内壁がテフロン(注1)表面のようにフッ素で密に覆われたナノチューブを超分子重合(注2)で開発した。

◆このナノチューブは塩を通さないが、これまでの目標であったアクアポリンの4500倍の速度で水を通した。

◆海水を高速で真水に変える次世代水処理膜の開発に貢献する。

添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/631980/01_202205111508.pdf


全文はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP631980_R10C22A5000000/

 

2:名無しさん


世界よ、これが日本だ

 

7:名無しさん


真水作りつつ、海水に溶けた希少金属を取り出せるのかな?

 

11:名無しさん


海水から真水が捗るの?

 

15:名無しさん


これを救命ボートに積めば
遭難しても大丈夫!

 

19:名無しさん


マジで?
超画期的じゃん
まさか1時間1マイクロリットルが4500倍の4ミリリットルになったとかのオチかい?

 

222:名無しさん

>>19
そんなの曝露面積次第やろ

21:名無しさん


やっぱり日本はこういうところが凄いんだよなぁ

 

23:名無しさん


いやー日本は素材系は強いねえ
かろうじて食いつないで行けそうだね

 

248:名無しさん

>>23
というか、もう既に素材系に特化している
その最たるものが、お隣の韓国で、日本の部品供給がなければ本気で何も作れない

家電製品みたいな『どこの国でも作れるもの』ではなく、『日本でしか作れない素材や部品』を開発する
そうすれば商品を製造する国は日本から買うか、日本とライセンス契約して現地生産するしかない
製品の世界シェアに関係なく日本が儲かる仕組み

ただの組み立て工場と廉価製品特化の中韓とは違うのだよ

261:名無しさん

>>248
戦後体制完全終了したから今年から全ての国産化が始まるからなぁ

24:名無しさん


押し出すエネルギーはどんなものなのだろうか

 

41:名無しさん


詰まりの問題が何とかなるならとてつもない技術な気もするけど、詰まりやすさと二者択一な感じも

 

68:名無しさん


相田教授は自己集合超分子の第一人者でノーベル賞候補とも目される(ノーベル賞には少し弱いが次点クラスなのは間違いない)

 

74:名無しさん


船旅が楽になるな

 

90:名無しさん

>>74

むしろ、海軍国への恩恵が大きい。
軍艦への補給で、真水が占める割合はバカに出来ない。

艦船で水が自給できれば、その分を武器弾薬の積載に割けるからな。

96:名無しさん


なにそれ凄い
沿岸ならどこでも水調達出来ちゃうじゃん

 

110:名無しさん


フッ素と塩化物イオンの-極同士による反発で塩分を選り分け、
更に水分子の結合を崩して通しやすくすると。
これ、予めゴミを濾過した海水を流す様に使えば
詰まらずに使えるって事だろうか。
もしくはたまに逆側から水を通せば
かなり長持ちしそうな気はするが…

どうなんよ、そこの詳しい奴?

 

121:名無しさん


塩以外の分子どうなんや

 

152:名無しさん

>>121
水分子より大きい物は通さない従来のそれとは
また違った物が抜けて来るんだろう。

塩素硫酸臭素辺りが-イオンだっけか、じゃあそれ以外のナトリウムマグネシウムカリウムストロンチウムやら全てだ。

133:名無しさん


勘違いしている人が多いようだけど、
海水=水+不純物
に分けるのではなく、
海水=水+(水+不純物)
に分離するわけ。
なので不純物は水と一緒に流されて膜は詰まらない。

 

195:名無しさん


これって植物の4500倍の早さで濾過できるってことでしょ?
原理的にはアクアポリンと似てるし圧力もそんなにかけんでよさげだし有望な感じ
ちょっと商品化してみ?

 

214:名無しさん


なんかすごいな。
淡水化だけでも価値有るけど、海水中のイオン化した物質を取り出せるってことでしょ。