インフル陽性&修学旅行キャンセル確定で今これ https://t.co/1jKzePcNI4 pic.twitter.com/ENFN8K11WZ
— nkap (@2354_1423) November 12, 2025
基本的には搭乗できない
インフルエンザにかかった場合、基本的には飛行機に乗ることはできません。その対応について、各航空会社では国内線・国際線に共通する規定を設けており、その基準となっているのが、学校保健安全法における出席の停止期間です。原則として「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあたっては3日)を経過するまで」は搭乗できないと定めているケースが多いです。
機内はインフルエンザウイルスにとって好環境?
このような規定の背景には、インフルエンザウイルスと機内の環境が大きく関係しています。というのも、インフルエンザウイルスは寒冷乾燥を好み、高温多湿に弱いため、部屋の温度は20℃以上、湿度は40~60%にしておくことが感染予防には理想、といわれています。ところが機内の湿度は20%とかなり低い状態で、これはインフルエンザウイルスにとっては好環境。さらに空気中の水分が少ない中では、咳やくしゃみによる飛沫が拡散しやすく、その上、乾燥した環境では喉や鼻の防御機能が低下しているため、感染の可能性が高まるのです。このような環境であるため、ウイルスを放出する恐れのある人の搭乗は認められていません。
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