1:名無しさん




 クマによる人的被害が深刻化する中、警察庁は、警察官によるライフルを使ったクマの駆除の実施に向け、11月4~5日に担当幹部を秋田、岩手両県に派遣するなどして準備に着手する。現地の状況や必要とされる対応などを把握した上で、早急に訓練などを進め、11月中旬ごろには両県で実施できる態勢を整えたい考えだ。

 警察庁は実施に向け、ライフルなど「特殊銃」の使用に関する国家公安委員会規則を改正する方針だ。規則では、特殊銃は重要施設の破壊行為の防止や凶悪犯罪の予防、鎮圧などの任務のために配備すると規定しており、任務にクマの駆除が該当する項目を加える方向で検討している。

 警察庁によると、被害が深刻な秋田県に4日、岩手県に5日に警察庁の課長らを派遣し、県警や県など関係機関から聞き取りなどをする。態勢が整えば、部隊が両県内のいずれかで待機し、人里や市街地にクマが現れた場合に出動する。地元県警の機動隊に加え、関東地方の警察の銃器対策部隊を応援派遣することも検討している。

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