避難所の開設協力者が開錠せず 一時避難ができない地域も
市から委嘱されて避難所のカギを預かっていた住民が現場に到着したにもかかわらず避難所のカギを開けず、一時、避難ができない事態となっていたことがわかりました。
新潟市では、夜間や休祝日等、職員不在でも対応できるように近くに地域住民に開設協力者として避難所のカギを預けています。
ところが、震度5強を記録して避難指示が出ていた新潟市中央区の上所小学校では、開設協力者の住民が、避難者に対して「私の判断で一時様子をみる」と説明し、避難所のカギを開けませんでした。これに対して複数の避難者が「早く避難者を収容すべき」と対応を促しましたが、応じなかったということです。
結局、学校関係者によって開錠されたため20分ほど遅れて受け入れが始まりました。事情を聴いた市に対してこの住民は「避難者を落ち着かせるため、間をとるつもりだった」などと説明しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8923f6bb3d8ab55be9e4a129896455e23607cd4