ふるさと納税による税収の「流出」額について、東京都世田谷区の今年度分が過去最大の97億円に達する見込みであることがわかった。同区は年々、流出額が増加しており、2022年度と比べると更に10億円増えた。流出額の増加は10年連続となった。
都内最多の92万人が住む同区は、都内の自治体でも最高額の流出が続いている。15年度は2億6千万円ほどだったが、寄付した人が確定申告を省略できる「ワンストップ特例制度」の開始とともに流出額が急増し、16年度には16億5千万円に。以降、ほぼ十数億円ずつ増加してきた。
同区は昨年11月、「返礼品競争には加わらない」としてきた従来の方針を転換。返礼品を大幅に増やすとともに、特設サイトも開設して充実を図り始めた。22年度の同区への寄付額は2億8500万円で、前年度の1億5千万円からほぼ倍増したものの、流出額と比べると大きな差があるのが現状だ。
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