出版大手KADOKAWAで8日未明から、外部からの不正アクセスにより、複数のウェブサイトが利用できない状態が続いている。グループの動画配信サイト「ニコニコ動画」も「大規模なサイバー攻撃」を受けたとして、サービスを停止しており、10日朝の時点で復旧していない。
障害が発生したのはニコニコ動画や「ニコニコ生放送」のほか、KADOKAWAの公式サイト、通販サイト「エビテン」など。クレジットカード情報の漏洩(ろうえい)は確認されていないという。
ITジャーナリストの三上洋氏は「外部から大量のデータを送りつけるDDoS(ディードス)攻撃やランサムウェアによるウイルス感染などが考えられるが、 復旧に長時間かかっていることから後者の可能性も高く、金銭目的とも考えられる」と推測する。
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