「核融合・熱」によるボイラーが実用化へ、金属積層チップで熱を取り出す
三浦工業とクリーンプラネットが共同開発、2023年に製品化
金子 憲治 日経BP総合研究所 クリーンテックラボ
2021.10.12
発熱エネルギー密度は1000倍
原子核変換に伴う熱を利用する加熱装置の製品化が間近に迫ってきた。9月28日、新エネルギー関連のベンチャー企業、クリーンプラネット(東京都千代田区)とボイラー設備大手の三浦工業が「量子水素エネルギーを利用した産業用ボイラーの共同開発契約を締結した」と発表した。
「量子水素エネルギー」とは、水素原子が融合する際に放出される膨大な熱を利用する技術で、クリーンプラネットが独自に使っている用語。エネルギーを生み出す原理は、日米欧など国際的な枠組みで進めている熱核融合実験炉「ITER(イーター)」と同じ、核融合によるものだ。
核融合反応による発熱エネルギー密度は、理論的にはガソリンの燃焼(化学反応)の1000倍以上になり、実用化できれば人類は桁違いのエネルギーを手にできる可能性がある。
「量子水素エネルギー」と熱核融合炉との違いは、ITERが1億度という高温のプラズマ状態を磁気で閉じ込めるための巨大な設備が必要になるのに対し、クリーンプラネットが取り組む「量子水素エネルギー」では、1000度以下など大幅に低い温度で核融合を誘発させるため、工場などに設置できる分散型エネルギー源になり得るという点だ。
原子核と原子核は一定の近距離まで近づくと核力によって引き合い融合するが、同じ電荷の原子核がこの距離に近づくには反発するクーロン斥力に打ち勝つ必要がある。熱核融合炉では、そのために1億度という高温が必要になる。
一方、「量子水素エネルギー」では、微小な金属粒子に水素を吸蔵させ一定の条件下で刺激を加えることで、核融合を誘発させる。こうした現象は、研究者間では「凝縮系核反応」「金属水素間新規熱反応」「低エネルギー核反応」などと呼ばれ、ここにきて各国で研究が活発化している(図1)。
図1●量子水素エネルギーの原理イメージ
(出所:NEDO)
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https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06098/
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ニッケルと銅の積層チップ
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低温核融合?
>>5
だね。
高温核融合の方が今は現実性があるんだけど。
低温はまだ先だろう
つかこれ 共同開発の締結 って、全く実用化へでもなんでもないよなw
結局は湯沸かし器なんか(´・ω・`)
常温核融合とかのエセ科学と同じ匂いがする。
最高、早くやれ
本当なら核融合と同じエネルギーが取り出せなければおかしいなあ・・・・
そのエネルギーで水を分解できれば水から無尽蔵のエネルギーが調達できる。
トンデモ過ぎてワロタ
少し前に三菱の研究者のおっさんが
ほぼ世界で一人だけできると言って研究してたやつだよな
独自に使っている用語というのが気になる
常温核融合の看板掛替えてきたか
どこぞのイオン詐欺も見逃されてるから近年のエセ科学諸々は騙される奴がバカだと思うしかない
核融合って民間で手軽に使える技術になっていたんだ
昔のsf漫画で、「常温核融合炉」を使った宇宙船が出てきたんだけど、
「常温」なのに「炉」とは、これいかに。
reactorなら、わかるんだけど。
>>39
反応自体は常温でも行われるが、発生したエネルギーで高温になるから、炉じゃないのか?
>>39
常識的な温度のことを常温と言ってるんだろ
宇宙際タイヒミュラー理論と同格くらいの話だと個人的に評価してる
(日本の科学者スゴイでたまに日本の一般メディアに出て来るけどまだ評価が定まらない異端の研究)
本当か
株価吊り上げ策じゃねーだろーな
核融合発電ね
まだ信じてる人いるんだ
結局湯沸かし器なんだな
出た熱を何%くらい有効利用できるんですかね
>>55
ボイラー焚きだと三割越えるくらいかな
>>56
廃熱回収もするだろー
これがトンデモ科学だと思ってる馬鹿は三菱から東北大学に行った教授の論文でも読め
・高市もお熱の通常の核融合発電
そもそも反応自体は水爆などでも作れる
現実的には安定・継続して投入エネルギー<発電エネルギーとなる時間が、まだピコ秒単位でしか作れないが
悲観的に見積もっても遠い未来には実現することだろう
・>>1の常温核融合からの看板替え
「核融合ができました」「それでエネルギーが出ました」という現象の再現性自体がまだ議論の余地しかなく
小さい研究者サークルで研究が細々と続けられてる
捏造だという証拠もないからSTAP細胞やイベルメクチンのコロナ薬効よりはマシというレベル
これが伝説の常温核融合?
>>69
微妙に名前が違う話になってる
固体内核変換とか凝縮系だとか言われてる
常温核融合ってのは水素と水素を常温でくっつけるって話なんだけど
この反応で起こってるのは金属や水素が複合的にくっついたりして違う原子に
変わっちゃうってことなので、水素だけの話とは言えない
だからこっちは実際は「安全か危険か」を論じるレベルにも達してない
危険になるくらいの熱が出てきたら、この研究を続けてる人たちの楽観的な見通しどおり、
再び注目されることになるだろう
ちなみに、生成される金属に金も含まれているので、これは現代の錬金術ともいえる
将来的に法則が明確化されれば、金価格も下がるかもしれない
記事中にGoogleが参加してる!などという謳い文句もあるが、参加した結果はこれです
Google revives controversial cold-fusion experiments
>Researchers tested? mechanisms linked to nuclear fusion at room temperature ? but found no evidence for the phenomenon.
https://www.nature.com/articles/d41586-019-01683-9
記事書いてておかしいと思わないのかね
よくわからんが、凄いということなんだろ
温度が上がりすぎたら
金属の格子欠陥が壊れて
核融合が止まるのね
ロマンを感じるが、詐欺っぽくも感じてしまう、俺日本人
一時期常温核融合って捏造実験流行ってたからこれもまずは疑ってかかった方がええやろ