むかしむかし、ある銀行がありました。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
そこではDEIとして女性活躍推進が掲げられました。国ごとの産業構造の違いなどを考慮しているのかもわかりませんが
ハーバード大学が提唱し、日本政府が推進し、アクセンチュアがKPIにするよう勧めてきた「女性管理職3割」を銀行でも目指すことになりました。
3割になったらどうなるのか銀行の経営陣は誰一人理解していませんが、
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
何せハーバード大学が提唱し、高額を支払ったコンサルのアクセンチュアが勧めてくるのですから、きっといいことがあるに違いありません。
とりあえず、3割を目指すのです。
とは言っても、これまでの銀行は男性社会。総合職の男女比は9:1です。でも3割を目指さなければいけません。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
管理職としてバリバリ働いてもらう必要があるため、必然的に管理職は独身女性が大半になりました。とても負けず嫌いで男勝りな方ばかり。
中にはヒステリック気味な方もいますが、何しろ母集団が少ないので贅沢は言えません。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
彼女達には辞められては困るし、泊を付ける必要があります。
ですから、キャリアに傷が付かないキラキラ本部と優秀な部下を当てがいます。
彼女達には特筆すべき特徴がありました。皆、プレゼンが上手いのです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
当たり前のことも彼女達のプレゼンにかかれば好事例です。
経営陣はご満悦です。
しかし、女性活躍推進はここからが本番です。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
産休・育休制度は上場企業のなかでもトップクラスに充実させました。
女性管理職のキラキラトークと働きやすさアピールとで、女性の採用を増やします。
もちろん配属にも気を遣います。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
女性は不人気な地方には回せませんし、東京や大阪でも出身大学や実家との距離を考慮します。
しかし、ここで問題が発生します。銀行に採用されるような女性の多くは、殆どが恵まれた家庭・恵まれた環境で何一つ否定されることなく育ってきたお嬢さまですから、
慌ただしい支店業務や教育指導、荒っぽいお客さまの対応で、1〜2割が適応障害で休職してしまうのです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
適応障害を免れた女性行員も、数年後に次々と産休・育休に突入します。
出産はおめでたいことですし、制度利用は当然のことです。しかし、休職しても制度利用で休暇を取っても、支店に新たな人員
は割り振られないため、支店はてんてこ舞いです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
結果として、残った男性行員の業務量が増えますが、どうしようもありません。こんなことは想定していなかったし、想定していたとしても補充人員を常に確保しておけるだけの余裕は銀行にもありません。
苦肉の策として、支店長達は結婚や出産の予定を
聞くようになりました。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
純粋に支店運営に必要だから確認しているのですが、一部からセクハラとの声があがり、結婚・出産予定を聞くことは禁止されました。
そうなると必然的に、特に重要な業務は男性行員に振り分けざるを得ず、女性はふわふわした業務しかしないまま年次を重ねることになりました。
そして、実力の伴わない管理職が増えていきました。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
男性行員には不満が溜まります。彼女達が何ら間違ったことをしていないことはわかります。懸命に働こうとする人がいることも知っています。
何一つ彼女達のせいでないことも理解しています。しかし、現実問題として、休む人がいればその分の業務を
誰かが負担する必要がありますし、それはいつも男性なのです。そして、業務負担が増しても、給料は増えないのです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
制度としては、男性にも育休制度はあります。
が、活用実績があるのは人事部や企画部などのキラキラ本部だけ。支店で働く脳筋ソルジャー男性は決して活用できないのです。
もし活用すれば、その分出世が遅れて、二度とその遅れは取り戻せないからです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
実は女性行員にも不満が溜まっています。休むと代わりの人員がいないので、申し訳ない気持ちで(少なくとも申し訳ないフリをして)産休・育休しなければいけません。
なぜ、祝福されるはずの出産・育児でこんな想いをしなければいけないのでしょう。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
また、なぜ復帰した後に、男性と同じように管理職を目指すキャリアプランしかないのかも不思議です。
ライフワークバランスを考慮して、昇進を目指さず、今できることを続けたいのに
貪欲に上を目指す働き方しか、この組織では許されないのです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
結果として本当は沢山子どもがほしい人も1人か多くても2人しか子どもを作れません。
実は幸福度も専業主婦の方が高いというアンケート結果もあります。なぜ誰も幸せにもならないし、子どもも増えない女性活躍推進を進めるのでしょうか。
また、逆にバリバリ働きたい女性にとっては、そうでない女性が目障りで仕方ありません。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
実際問題として、女性行員を退職に追い込むのは大抵が女性管理職でした。
もう少しで、目標の女性管理職3割が達成されようとしています。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
経営陣も人事部も鼻高々です。
でも、一体、何が変わったのでしょうか。
男性行員は疲弊して離職者が増えています。女性行員にも不満が溜まってますし、適応障害での休職者も底溜まっています。
ただ実力に疑問符のつく管理職が増えただけです。
— たまちゃん2@銀行 (@tamachanbank2) February 16, 2025
誰も何の効果も実感していませんが、何せハーバード大学が提唱し、アクセンチュアが定めたKPIなのです。きっと何かいいことがあるに違いありません。
「アクセンチュア、お前だったのか。いつもDEIをくれたのは。」
— 茶色い🐶ワンワン🐶 (@takigawa_w) February 16, 2025
銀行は、ぐったりと目をつぶったまま、息を引き取りました。
アクセンチュアは、DEIをばたりと取り落としました。
短大卒一般職女を総合職転換したら、地方出向もできないので貸金庫係にしたら、中身を盗まれた件も追加で
— clonidine (@clonidine25) February 17, 2025
三菱の金庫番の話かとおもた
— バタフライの人 (@keih_d9517274) February 17, 2025
弊社は女性管理職は増加はしてますが、実務ガリガリよりも、やっぱりフワフワ系に集まりがちやね。
むしろ、外からやってくる執行役員クラスで当たりを見たためしがないというか、女性役員ゴロみたいな輩しかおらん
「早朝出勤 育児 伊藤忠」で検索して拾える記事です:https://t.co/XP2qSAP2KH
— ろるば🌿 (@raoluba) February 16, 2025
これとの比較考察をやると違いが浮き彫りになるような気がしました(`・ ω・´)ゞビシッ!!
銀行内の男性社員の声をそのまま掬い上げた昔話笑
— おーぺ〜犬@国民民主党支持者。金融所得課税は慎重に。 (@OHPAYKEN) February 16, 2025
本部のキラキラポストを格下女性にとられ、地方支店で鬱屈する男性総合職たち――という構図。「男としても本部で働きたいけれど、本部は、共働きの既婚女性がいて勤務地を動かせないのと、独身女性も地方勤務を嫌うために、男性が本部に異動できる確率が下がってしまいました」https://t.co/3EAlRbo1Mx
— 渡邉正裕 (@masa_mynews) February 17, 2025
まじでこれ
— 法正孝直 (@fudosanfudosan) February 16, 2025
女性の方が真面目で頑張る人の割合は多いと思う。定型業務だと女性の方が圧倒的に優秀だと感じることが多い。でも管理職であったり上を実際に目指している女性は少ない。
訳のわからん目標設定のせいで全員が不幸にしかならない
アクセンチュアは売電から金もらえなくなったから直ぐやめたのに、、、
— POKOTAN.GO’ (@GoPokotan) February 17, 2025
うちもまさにコレ。何もわかってない女性管理職(人数合わせ)の多いこと。
— ビールの酵母 (@ginginbeerbeer) February 16, 2025
当方、証券ですが、同じことが起きてます。
— ユタカ (@coda68250877) February 17, 2025
ただ、フワフワ系が普通に生き残れないため、子育てすら並行してこなせる知力体力化物女性社員が活躍しており、ちょっと頑張ってる女性にとって「出世は無理…」と出世に絶望する姿も散見されます。
適所で輝ければいいのにね。
元アクセンチュアとしては、自分たちにもできない「女性管理職3割」をクライアントに提唱してきた時は「お前ら日本でやってから提案出せや!」と一笑で良いと思います。昔同じことになったから。ウーマンシップイベントで女管理職が「私は女の幸せを捨ててキャリアに注いだ。産休?ふざけんな」で氷結
— しげおに🚢海運 (@shigeonisan) February 17, 2025