1:名無しさん




ロイター通信がトレーダーらの話として報じたところによると、米国の制裁の影響を受けないタンカーのチャーターコストが上昇する中、中国とインドは3月納品分のロシア産原油の購入を停止した。

ロシアのESPO原油のプレミアムはICEブレントと比較して1バレル当たり3〜5ドル増加した、とロイターは書いている。中国に向かうアフラマックスタンカーの運賃は数百万ドル値上がりしたと言われている。

インド最大の石油精製会社インディアン・オイル・コーポレーションは同庁に対し、3月31日に終了する今年度のロシア産原油輸入の減少に直面していると述べた。同社のアヌジ・ジェイン最高財務責任者(CFO)によると、同社の輸入に占めるロシア産原油の割合は2023─24年の30%から会計年度最初の9カ月で約25%に低下した。ジェイン氏は、石油不足はなく、同社は「合理的な割引」が得られる場合にのみロシア産原油を購入すると述べた。

米国は1月10日にロシアのエネルギー部門に対する制裁を導入した。約180隻のタンカーが規制の対象となった。その後、ブルームバーグはインドが米国の制裁対象となっているタンカーの荷下ろしを拒否すると報じた。ロイターは、米国がインドに対し、2月27日までにタンカーからロシア産原油を下ろすよう要求したと報じた。

https://www.kommersant.ru/doc/7460638